試合結果

準レギュラー戦(VSアルメリア) 12月12日

男子S1 中園vs  ×0-6 2-6

スコアー的に惨敗だった。だが、今日の試合の結果は今までの4年間の全てだと思っているので、もっとできたとかは思わない。

自分は全くの初心者から始めて上達も遅く、どんどん上手くなっていく人がいた中で、情けない、悔しい思いをいっぱいしてきた。

でも練習は好きで練習だけはあきらめずに行った。その結果、これだけ多くの人に応援される中でS1ができたのは嬉しい。

先輩、同級生、後輩みんなに感謝したい。

(アドバイスー篠崎) ほとんどのゲームが競っていてスコアほど悪くなかった。相手は強烈なフォアの持ち主だったがよく拾っていた。

だが、相手がせめなくなってつなげてきた時にきめ球がなかったのが敗因だろう。一生懸命頑張っているのが感じられて良い試合だった

ので、下級生も見習ってほしい。

男子S2 永光vs  ○6-2 5-6 7-6(7-4)

応援をどれだけひきつけられるかを考えてやってきた。2セットはバックを狙われ取られてしまったが、技術的には上の相手に

タイブレまでいって勝てたのは本当に応援のおかげ。

(アドバイスー中野) 勢いが凄かった。応援との掛け合いも上手く、バロニィらしい試合だった。最近さらに技術もついてきて、

一皮むけた様子が感じられた。後輩のこのようなキャラを生かした試合をして欲しい。

男子S3 鈴木vs  ○4-6 6-1 7-6(9-7)

最初の3ゲームは相手のミスで取れたが、だんだん崩れて1セット取られた。焦ったが、応援・アドバイスを生かし負けずにすんだ。

今まで応援の意味がよくわからなかったが、この試合で応援の重要性がわかった。バロニィでよかったと思う。

(アドバイスー篠崎) 技術的には良かったが、だんだんフォアに慣れられてしこられて苦しくなった。相手のいるところに返してしまったり、

単調な試合をしていたため1セット取られたが、2セットからコースなどを考えていて良かった。色々なショットを身につけていくと良い。

男子S4 上沼vs  ×6-5 1-6 5-7  

とても緊張して、声を出してつなげていくことを目標に頑張った。1セットはそれができたが、2セットは集中力がきれて声があまり出ず、

足も動かなくなってしまった。自分には決め球がまだないので、先ミスしてしまったら勝てないことを認識した。この悔しさをバネに、

練習では技術的にも精神的にも鍛えていきたい。

(アドバイスー井上) 始めてのシングル対外試合の割には思い切りのあるプレーをしていたが、声がいつもより出ず、技術的に負けても

声は負けないというような、自分の勝っている部分を生かした試合をしてほしかった。良い勉強になったと思うので今後に生かしてほしい。

男子D1 稲田・佐藤vs  ○6-2 6-1

(稲田) 格下の相手だったのでゲームをとられないことを目標にしていたが、こちらのショボミスで3Gとられてしまった。自分たちでメイクした

チャンスでミスをすることが多く、チャンスは必ず生かせる精神状態を作っていきたい。ポーチに1回も出られなかったので積極性も

身に付けたい。

(佐藤) リターンゲームはうまくいったが、自分のサービスゲームで落としてしまった。ポイントのとるリズムがわからず、もう少しサーブを

入れラリーの展開に持ち込みたかった。応援は良い意味で見られているという感じがして、緊張感を持続できてよかった。

(アドバイスー井上) のびのびしていて良かったが、もう少しメリハリのあるゲームが出来れば良かった。そのためには、自分達で

試合の中で考え、工夫していかなければならない。

男子S2 葛西・石黒vs  ○6-2 6-4

(葛西) 下の学年と組むのは難しい。石黒のミスが多いのはわかっていたが、スライス・ロブばかりだったので、もう少し考えて

スピードをつけたものなども出せば良かったと思う。

(石黒) 相手や葛西さんがペアということを考えると、ふがいない結果であった。ラリーをつなげればスコンと勝てたのに

淡白な試合をしてしまって、応援の方に申し訳ない。練習中バカバカうちまくり自己満足していたが、試合では使えないことがわかり、

これからはそれを念頭において練習したい。

(アドバイスー中野) 石黒はバカ振りがなく、ストロークをつなげるようになっていた。葛西はミスは結構あったがチャンボは決めていて、

ストロークの自信をつけた感じがした。

男子S3 肥後・田中vs  ○6-3 6-0

(肥後) 相手はたいして上手くなくミスが多かった。田中は堅実なプレーをしていて良かったと思う。引っ張らなければならない立場なのに

自分のミスで2ポイントとられるときついので、先に2ポイントとることは大切だと思った。

(田中) ミスをなくそうと努力した。フォアでミスをしていたので、肥後さんに頼っている部分が多かった。悪い流れの時に応援に助けられ、

勝つことができた。

(アドバイスー中野) 田中は自分がどこまでできるかを見極めていて、着実なプレーをしていて良かった。今日はつなげて勝ったが、

もう少し上手な相手の時に1ランク上のプレーができるよう練習して欲しい。肥後は最近ストロークも究めてきたし、いつもならしそうな

ミスもしていなかったので良かったと思うが、若干ダブルスのポジショニング・動きが甘いのでその練習をしていくと良い。

女子S1 松浦vs  ○2-6 6-3 7-5

久しぶりの準レギュで足が動かなかった。ガン打ちしてくる相手だったので、自分にできることはロブを上げることだと思い、ロブに徹底した。

が、普段ロブを練習してこなかったのでバックアウトするのがこわく、中途半端に終わり1セットめを落としてしまった。しかし、2セットめに

なって応援・アドバイスのおかげで立て直すことができた。自分の力で試合を組み立てられるようになりたい。

(アドバイスー永光) 最初は体が全然動いてなく、練習のままの短いショットばかりで深いロブが全く打ててなかった。しかし、団体戦の

経験から勝負強いところが幸いし、タイブレまでいって勝つことができた。これからは試合で使えるショットを身につけることが必要だ。

女子S2 景山vs  ○6-4 6-1

初のシングルスで最初は足が動いていず、浅い球への反応が遅かった。また、サービスミスが多く、サービスゲームが全くとれなかったため

1セットめはてこずった。しかし1回サービスゲームを取れると後は自分のペースを作れ、つなげて相手のミスを待ったり、コースを自ら

つけたりできるようになった。応援をされ、それに答えることで流れを変えやすかった。

(アドバイスー松尾) 二面進行だったこともあり、選手と応援が一体となったバロニィらしい良い試合だった。ダブルフォルトが多かったが

そういう時は一つのことをくよくよ考えず頭を切り替えることが必要だ。フォアが良い相手だったが、足をよく動かし拾っていたし、

守りと攻めの両方があって良かった。これからもっとショットの種類を増やすと良い。

女子S3 坪井vs  ×3-6 2-6

浅い球を打つと速い球が返ってきたので、深い高いロブを打とうとしたが、打てなかった。ダブルスよりも足を動かし、相手によって自分の

プレーを変えなければならないことがわかった。応援に助けられた。

(アドバイスー林) くせのある相手だったが、一球一球集中してラリーをつなげれば勝てたと思う。経験不足なこともあり、仕方ないが、

声をもっと出して応援を利用できたらよかった。初シングルスということで、良い経験になったと思う。

女子D1 古瀬・服部vs  ○6-1 6-2

(古瀬) 年下と組むということで、とても楽しくできた。流れがこちらに来てからは、ラリーもつながるようになったし、服部もうまく

やっていたと思う。応援に終始盛り上げられた。

(服部) 足が動かず、前後にふられるとつらかった。相手もミスが多くつないでいれば勝てたが、ただ返すことだけを考えていたので

フォームがバラバラだったと思う。また集中力が続かなかったので、これからはもっと集中できるようになりたい。

(アドバイスー林) 服部が後衛でつなぎ古瀬さんが前衛で決める、という攻撃の形が作られていたのが勝ちにつながった。

服部は試合の中でうまくなっていって、ラリーが続くようになった。古瀬さんはさすがで、よく服部を引っ張っていたと思う。

女子D2 東山・益本vs  ×3-6 0-6

(東山) 久しぶりではあったが、精神的には良い状態だった。ダブルスは後衛がつなげているだけでは点につながらないので、

後衛がふぃられている間に前衛がもっとポジションを考えられるようになりたい。よく走れていたと思う。

(益本) 始めての準レギュ戦で緊張した。前衛のとき足が動かず、ポイントを取られ始めると余計に突っ立ったままだった。

打点が高いため、深めのロブが返せなかった。球への執着と打点の位置を今後の練習の課題にしたい。

(アドバイスー品川) 今回は自らのミスで負けてしまった。東山さんは益本をよく引っ張っていた。今までで一番良かったのではないか。

益本は固かったのでもっと楽しめればよかったと思う。これからの練習を頑張って試合慣れをしていくと良い。良い経験になっただろう。

 

結果  男子5勝2敗   女子3勝2敗   計8勝4敗    バロニィの勝利 !!

 

総評  8勝4敗ということで、男子のダブルス意外は均衡した試合で勝てたので大きかったと思う。世代交代して最初の準レギュラー戦

だったが、応援で盛り上げていたのは3年以上で1年は元気なかった。選手はみんなを引っ張らなければならないが、球拾い・応援などを

比較的応援の人に頼っていた気がする。景山・中園さんの試合は選手と応援が一体となった良い試合であったが、それ以外はもう少し

みんなが一丸となれればよかったと思う。

 

最後に・・・ 中園さんから後輩へのメッセージ

バロニィらしさとは、泥臭い、厳しいことじゃなくて、これだけの色々な考えを持ったたくさんの人がいる中でテニスにしろ遊びにしろ、

みんなが同じ気持ちを共有できることだと思う。応援にしても練習の後のご飯にしても、試合の後の反省会しても、全てはこのためにあるの

ではないか。寒い中みんなが人の反省に耳を傾け、それを来られなかった人に伝えるために紙面にする。こういう細かいことを忘れず

大切にして欲しい。自分は最後の準レギュラー戦ということで、あれだけみんなから応援されて幸せ者だった。一生懸命バロニィに

取り組めば、打ち込んだ分返ってくるものも大きいので、みんなも投げ出さず、励ましあって切磋琢磨しあって頑張って欲しい。

今自分を育ててくださった先輩に感謝しています。みんなもそう思えるように頑張ってください。