揉み返しが出ない指圧技術

揉み返し「強い施術説」の疑問

「揉み返し」を検索すると施術が強過ぎたせいという理由に圧倒されている。

読者はネットの情報が間違った説明や不正確であったとしても検証のしようがないばかりか、情報発信側の不都合を知られたくない事情まで裏読みできるほど専門知識がある訳でもないと思うので以下の比較画像を見て欲しい。

揉み返しのない押し方 左: 親指・右: こぶし(拳)

参照: OLD SITE(2009~)「揉み返しとは」

画像の左側のような押し方が一般的だが右側のこぶし(拳)を使った押し方を見れば明らかに強く押している事がお分かり頂けるだろう。

強い施術のせいで揉み返しが起きるとすればこれは完全にアウトだが、真実は然(さ)に非ず、開業以来30余年ひたすら強い施術を続けてきたにも拘らず揉み返しが只の一度も起きなかったばかりか積年の慢性痛が悉(ことごと)く劇的改善している紛れもない事実から強い施術説には多くの疑問を感じる。

揉み返しは強過ぎのせい?

下の画像は腰椎椎間板ヘルニアによる重症の慢性腰痛施術直後のものだが

強い施術のせいで揉み返しが起きるのではない事の証明画像

ここまでする理由はOLD SITEの説明を参照して頂くとして、強過ぎると言ってもこれほどの痕が残るような強さでない事だけは確かだから無意識に強くなってしまった程度の強さが果たして「強過ぎ」と言えるのか?

参照: OLD SITE(2012~)痛みの五段階なぜ強く押すのかなぜ強く押さないのか

施術が強過ぎたせいで揉み返しが起きたと証明するには弱い、通常、強い施術をそれぞれ50例ほど実施して揉み返しは強い施術の場合だけに起きると立証するしかない訳だが、実際には弱い施術でも頻繁に起きているし、そんな検証は誰もしていない筈だから「揉み返し強過ぎ説」は根拠のない与太情報と言える。

要するに敢えて強い施術をした訳ではなく通常の強さで施術していたにも拘らず揉み返しが起きてしまった時に苦し紛れの言い訳として「強過ぎた」と後付けで説明しているだけの事。

根拠がないから対策も解消法も示せないインチキな情報がまことしやかにネットに溢れていながら誰も修正しないとは嘆かわしいが強い施術のせいで揉み返しが起きると主張する施術師は、これほどの皮膚損傷を伴う強い施術でも揉み返しが全く起きない事例に対し反論して欲しいものだ。