坂東三十三観音巡り

第十三番浅草寺ちかくの隅田川沿いの公園に咲いていたヒガンバナ
目次
- このサイトについて
- 巡拝の準備
- 巡拝記録と地図
- 旅の記録(写真集)
- 姉妹編 四国遍路
このサイトについて
- 坂東三十三観音って?
- 坂東三十三観音 公式サイト
をご覧ください。
- お前何者?なんで行こうと思ったの?
- 四国八十八ヶ所、秩父三十四観音を巡った人です。なので、次は坂東三十三観音かな、と思ったから。あと故人の供養。
巡拝の準備
巡拝に必要なモノやコトを、ナマイキにもいくつか解説してみます。いろいろ間違ってたらゴメンナサイ。
- 納経について
- 各お寺の観音様の前でお経をあげるか、写経を納めて、納経所にて納経帳に法印を頂きます(1ヵ寺300円)。納経帳は大抵の札所のお寺の納経所で販売されています。白衣(びゃくえ)(1ヵ寺200円)や掛け軸(1ヵ寺500円)でもOKです。掛け軸の方の割合が四国より多いように思いました。白衣は一人も見かけませんでした
(逆にレアかも)。
納経帳や掛け軸に法印を集めて回るだけだとスタンプラリーになっちゃいますので、やっぱり般若心経ぐらいは唱えたほうが得られる自己満足は大きいと思いますが、どうでしょうか。
- 作法
- ※あくまで、「僕はこうした」というだけのものであり、正式な作法というわけではありません。僕の迷信です。
- 山門で合掌一礼
- 手水場にて手口を清める
- 鐘を撞く場合(撞いていいお寺限定)はお参りの前(お参り後は「戻り鐘」で縁起が悪い)
- ロウソクをつけて線香をあげる(自分のロウソクには自分で火をつける、他の人のロウソクから火を貰うと、その人の業も貰ってしまう)
- 線香は3本(観音様と自分の先祖、そして自分のため、だったっけな…ワスレチャッタ)
- ロウソクは蝋燭立ての奥から、線香は線香立ての真ん中から(あとの人が立てやすいようにね)
- 開経偈、般若心経、ご本尊の真言(3回)、回向文を唱える
- お経を唱えるときはお堂の端っこで(他の参拝の方の邪魔にならないようにね)
- 納経所へ行く
- 山門で合掌一礼
- 装備
- 白衣(びゃくえ)、菅笠(すげがさ)、脚絆(きゃはん)、手甲(てっこう)、足袋(たび)、輪袈裟(わげさ)、杖(つえ)などのフル装備をしている人は一人も見かけませんでした。ごく稀に白衣を着用されている方はいらっしゃいました。
僕も見た目は普通の格好で、カバンに数珠と経本と線香・ロウソク、そして納経帳を入れて回りました。
ちなみに坂東三十三観音霊場で巡拝者かどうかを見分けるポイントは「掛け軸ホルダーを背負ってるかどうか」です(見分けてもなんのメリットもありません)。
- 行程・交通手段
- 関東地方全域の33ヶ所を巡り、全行程は四国遍路とほぼ同じ距離になりますので、一気に全部回るというより、週末に少しずつ参拝するという方が多いのではないでしょうか。
ちなみに、どのお寺からどの順番で回ってもOKです。
僕は目的地(寺?)に応じて電車で行ったり自家用車で行ったりを使い分けました。公共交通機関のみでは辿り着けそうにもないお寺も何箇所かありました。すべてのお寺を公共交通機関のみで巡った方の体験談等は他のサイトを探してください(そして僕に教えてください)。すみません。
- 費用
- 僕はすべての参拝は日帰りでしたので宿泊費はかかっていません。
何と言っても一番大きな出費は交通費でしょう。電車で行く場合は「青春18きっぷ」や「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」などを駆使したほうが費用が抑えられると思います。車の場合はETC割引などを活用しましょう。
お寺によっては納経費用以外に拝観料が必要なところもあります。
巡拝記録と地図
巡拝記録はグーグル先生の地図 を利用して作成しました。
より大きな地図で 坂東三十三観音 を表示
旅の記録(写真集)

鎌倉周辺の4ヵ寺を回ったあと、海沿いの国道134号線を歩いてみました。遠くに江ノ島が見えました。 |

浅草の浅草寺参拝後に隅田川沿いの公園で休憩しました。作りかけのスカイツリーが良く見えました。 |

第九番慈光寺の宝物庫の前にいたネコ。 |

第十番正法寺の納経所近くにいたネコ。 |

第十番正法寺の境内にいたネコ。 |

第十五番長谷寺の最寄り駅。群馬八幡の駅周辺の景観。萌える人は萌える。僕は萌える人かもしれません。 |

群馬八幡の隣の安中駅。「工場萌え」と呼ばれる人たちの間では密かに有名スポットらしいです。 |

日光駅前にて。まだ紅葉シーズン前にも関わらず、いろは坂が大渋滞。 |

第二十八番龍正院上空を飛ぶ国際線旅客機。 |

第二十六番清滝寺の本堂で堂々の昼寝をするネコ。 |

第二十四番雨引観音の境内に放し飼いされているクジャク。一羽だけじゃないです。 |

第三十三番那古寺の境内から見えた夕日。 |

第二十二番佐竹寺のネコ。 |
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