農業情報研究所
スロバキア:狂牛病確認、初のケース
農業情報研究所(WAPIC)
2001.10.6
スロバキア農業省が、先月26日に疑いの出た6歳牛の狂牛病を確認したと発表した。ドイツの試験所が確認した。これにより、スロバキアは東欧諸国ではチェコに次ぐ二つ目の狂牛病発生国となった。
獣医当局は33頭の屠殺・焼却処分をすることになるという。感染経路は調査中であるが、ドイツから輸入された肉骨粉が疑われている。
隣国のポーランドとハンガリーは、直ちにスロバキアからの生きた牛、牛肉・同製品の輸入の禁止措置を取った。
Slovakia's First Case Of Mad Cow Disease Confirmed,Central Europe Online,01.10.5
なお、最初に嫌疑をかけられた1頭(スロバキア:初の狂牛病発見、感染牛が食料流通へ,01.10.29)については、その後情報がない。
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スロバキア:二件目の狂牛病の疑い,01.10.2