農業情報研究所
スロベニア:狂牛病(BSE)、初のケースを確認
農業情報研究所(WAPIC)
2001.11.21
スロベニア農業省は、20日、同国初の狂牛病(BSE)のケースがスイスの研究所で確認されたと発表した。
これは、2週間前、スロベニア北東部の村・Gornji Gradで育てられた5歳の乳牛に発見されたが、スイスで確認作業が行われていたものである。
この確認により、EU構成国以外の狂牛病発生国はスイス、チェコ、スロバキア、スロベニア、日本の5カ国となった。
なお、スロベニアは、現在、2004年にはEUに加盟する見通しとなっており、EU法に沿い30ヵ月以上のすべての牛のBSE検査を導入、動物飼料に肉骨紛を使用することも禁止していた。
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