農業情報研究所
イギリス:肉抜き食品の需要が増加
農業情報研究所(WAPIC)
02.4.17
「ガーディアン」紙が英国の市場情報グループ”Taylor Nelson Sofres”のアナリストによるサーベイに基づき、 多くの家族が菜食に転換していると伝えている。これは、食品スキャンダルへの対応と健康な食事への関心が広まっていることを示す。
昨年、肉なしのレディ・メイドの食べ物や冷凍製品への需要が16%伸びた。これは、健康への関心、あるいは食肉の品質に対する心配から肉の消費を減らす人々により牽引されたようにみえる。
菜食主義者が増えているわけではないが、人口の46%が肉を減らしているというサーベイがある。BSEと口蹄疫による健康への心配がその決定的動機とみられる。
関連情報
イギリス人はヨーロッパ最大の有機食品消費者,02.3.23