◆音の小話◆

MP3とMIDI
1/Fのゆらぎ
ギターとベース

ここでは、昔メールマガジンなどで書いていた、昔習ったり
音楽仲間などから聞いた音楽小話を再編集
などしてみたりして、紹介しています。

これに対する細かい質問ツッコミ等は私学者や専門家では
ないのでカンベンしてください^^;
MP3とMIDI

最近MP3などをUPしてたりする私ですが、MP3?MIDI?って方も
いらっしゃると思います。まずサイズを比較するとMP3のサイズは
ファイルにもよりますが3M〜5Mはあります。それに対して
MIDI、うちは軽めに作ってますが大体作りこまれたものでも
100KB〜150KB位じゃないかと思われます。
つまりMIDIの方が大幅にサイズ軽いんです。
ではどうしてそんな差がでるのでしょう?簡単に言ってしまうと
MIDIというのは録音されたデータとは違います、ファイルが
持ってるデータはPCに演奏する命令だけなのです。
つまりデータの中に入ってるのは譜面だけで
音声は入ってないという感じです。なので軽いのですが音質などは
PCによって激しく変わってしまいますし、音はPCに依存するので
もちろん人の声などはムリです。それと困った事に作成者が設定した
音質で再現されない事が多いです。余談ですが着メロなども似たような
ものだったりします。

それに対してMP3、これは録音されたデータと思って頂いてOKです
今はMP3のプレーヤーが結構主流に使われてるので
ご存知な方もいらっしゃると思いますが、
よくある一般的な使い方としましては
CDから音楽データをとりこんでMP3にして
MP3プレーヤーなどで聴くというのがあります。
何のためにMP3化してるかといいますとCDに記録されてる
データってすごく大きいんです。
これを小さく圧縮し1/10程度にして
ほぼ違いが解らない音質でPCやメモリーなどに
保存できるようにしてるのです。
という訳でMP3の音質が左右されるのは
PCではスピーカーやサウンドカード
CDプレーヤーなどではオーディオスペックに依存します。
なので音質は曲の作成者の設定通りに再現しますが、
MIDIと比べちゃうとちょっと重いです

小話とか言っといて長くなってしまいましたが
違いはこんな感じです。うちでMP3をUPしたのは、
オーディオでもうちの曲を聴いてもらえたら・・・
ってふと思った理由からです。
PCやMP3プレーヤーなどで誰かに聞いてもらえたら
嬉しいなぁって思います。
いっぱいそんな感想がきたら暁には私
調子にのってCDアルバム作成の野望なんて考えそうな
勢いです。

1/Fのゆらぎ

最近では電気製品などでも聞くようになったと噂のこの「1/Fのゆらぎ」
なんだか難しそうな言葉です。実際理論でいうと難しいそうです。
私もこれ詳しいという訳ではありません。
昔作曲にめちゃめちゃはまってたころ工学に
詳しい方が親切にも私に教えてくれましたので。
解る範囲で書きますね。

聞いた話ではF/1のゆらぎは風や川のせせらぎなどに
存在してると言われてます。規則的な動きの中に微妙な変化、ズレ
が生じている。その微妙な変化の動きというか
波長が安らぎを生むそうです。あれですね、例でいえば
一陣の風が優しく吹いていたとして、一定の規則で
思える時がありますが、実は微妙に弱くなったり強くなったりしていて、
そんな動きがやすらぎを生んでいる。そんなイメージです
この構造というのが音楽にもあるそうで、人間が弾いたピアノなど、
奏者の指が奏でる演奏の微妙な揺れは、聞いてて気が付かない所で
揺らぎが生じ、それが人間味のある、心地良い音を演出するそうです。

昔私に作曲を教えてくれた人が作曲のコツみたいのを
説明してくれた時「一定の波にたまに意外性を出すみたいな感じ
、だって物語の序章でドアがあっていきなり崖があって主人公落ちて
終わっちゃったらビックリでしょ??」
なんて事言ってました。当時の私は「それもある意味ありだろう?」
なんて言ってしまいましたが、きっとこういう揺らぎみたいな事
言いたかったのかな、、なんて今では思います。
あとこんな事も聞いたことあります。「人の心理はずっと
同じ事続くと退屈になり、逆に変化ばっかしだと
不安になるそうです。音楽はその欲求に答える」と
これ聞いた時妙に納得した思い出があります。

私もそれからは、そんなこんなを意識して主旋律や見せ場となる音は
機械の音符入力を使わず出来るだけ入力用の楽器などを使い入力したり
してそんな揺らぎを出してみたいと思ってはいるのですが、
本気でズレたりする(はずす)事が殆どです。
この場合、「揺らぎ」ではなく単なる「失敗」だと思われます

あぁ、小話がまたもや長く。。。。


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ギターやベース


このサイトはpianoの音色とBGMという名前を付けておりますが
当方が一番長く続けてるのはベースだったりします。
ギターもちょこっとやってました。
ギターは私の場合動機が「目立ちたい!」のみだったので
すぐベースに戻ってしまいました。でもギター面白いし弾いてて
気持ちいですね。これは私の個人的にして勝手な意見なのですが、
ギター(特にエレキギター)は自由で個性を表現できる
楽器に思えます。噂ではギターの音って一人一人音が違うそうです。
ギターで弦を弾く力加減で音が変わるという噂です。
それに付加して形状、木材、ピックアップ、アンプなどでも
変化するのでさらに音のバリエーションは広がります。
そう考えると練習してる時くじけそうになったとき
「世界でただ一つ俺だけの音をだすぜー!!」
なんて思うと力が湧いてくるのではないかと思ったりします。

それはさておき次はベースです。ベースってケーキで言うと丁度
スポンジケーキの部分みたいなものだとよく教わりました。
ベースは一見地味ですが重要な役割だったりします。
聞いた話ではボーカルとドラムの橋渡しをしたり、部分的に
裏でグッとくるフレーズを出したりする細かい見せ場で
メリハリつけたり、他の楽器との
コンビネーションで曲に動きをだす。
などなど様様な効果をもっているそうです。

今はめっきりですが、私が趣味でバンドとか
レコーディングのお手伝いなどやる場合、
アドリブが多いです。コード進行だけ書いてある紙をもらって、
基本リズムを聞いて、さぁとりあえずやってみよう!
って感じが殆どですアドリブでやってて
楽しいのはおとなしくするべきところはおとなしくして
おっしゃ!見せ場だ!って瞬間というかスキをみつけたら
自分になりに凝ったフレーズをここぞとばかりに出すというか
そんな駆け引きがたまらなくスキです・・・が見せ場を間違うと
メンバーに怒られるという危険を伴う上。成功しても
あんまり目立たなかったような思い出もあります。
でもそんなスリルも好きだったりします。
だんだん無茶苦茶な文章になってきましたが
私が言いたいのはギターもベースも弾いてて最高に
楽しいという事です。


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