1975年に発売された、Auto/Commandという機能を搭載したExecutiveという時計です。Pulsarの第4世代であることから、P-4と呼ばれます。
当初のモジュールは、マグネットセットの401を搭載していましたが、後にボタンのみで時刻合わせが可能な402に変更され、さらに24時間表示を可能とした406を搭載したタイプも存在します。
Auto/Commandというのは、腕を振るとLEDの時刻が表示されるという、非常に便利な機能です。
通常の磁石を用いたスイッチに加え、常温で液体の水銀をガラス管の中に封入することで、腕の振りに合わせ水銀が移動し、スイッチの役割と果たすという画期的な操作方法が考案されました。
美しい曲面のスタイルが70年代のスペース・エイジらしい近未来感を感じさせます。特にステンレスのタイプが、数多くのPulsarの中でも最も美しいモデルとして、高い人気を博しています。
|