12/22
 
また週末になって風邪をひいてしまいました.なんか妙に寒くて関節が痛いなあと思って朝一応体温をはかったら39.1度.おいおいと思って風邪薬を飲んで一寝入りしたら37度台にまで下がったので飯を調達してきてうだうだしている所です.こういう時は落ち着いて論文でも読めばいいんでしょうけど,なぜか論文を読み出すと頭痛の症状があらわれるんですよね.
 さて,週末に風邪をひくのは温泉で長風呂につかってしまうことと,その後自宅で思いっきり飲んで着のみ
のままで寝てしまうのが原因ですから,まさに自分の不摂生のためと言えます.暖房器具を持っていないのも原因のひとつではありますが,福岡ぐらいの軟弱な寒さでダメージを受けるほど落ちぶれてはいないつもりです.
 こういうパターンでそのまま月曜日を迎えるのがままありますが,月曜はずる休みと思われる可能性があるので結構休みづらいものがありますね.ちょっと無理して出ることが多いですが,まあそれだけつらい思いをしても生活を改めないのだから自業自得です.今週は月曜は休みだからいいけど.
 気付くとクリスマスという話ですね.こっちが苦しんでいる時に学生が女の所で遊んでいると思うとなぜかちょっとむかつきます.
 火曜日に休んだらただじゃおかんかんね.
 

12/19
 
忘年会3日連続ということでちょっと疲れが出ています.朝晩と結構眠くてぼうっと運転していることが多く,帰りなどは限界に達して道路がめくれてぶつかってくるような幻想が見えたりすることもあります.今朝も怪しい軽乗用車が140 km/hくらいで高速の路側帯から走行車線,追い越し車線と動いていくのが見えて,「また幻想が見えたのか,まずいなあ.」と思っていたら,後でビデオを確認したらしっかりと映っていました.うーん,命知らずな人もいるもんだなあ.

12/16
 
車上あらしの被害にあったのを契機として最近車とか家とかのセキュリティを強化しました.車は近付くだけで音声で警告して,本格的にいじくるとサイレンが鳴ると同時に手元のポケベルに通報するというものです(アメリカのDE社ってとこのやつね).だいたいこの手の本格的なやつは顧客の注文によって内部を配線するので,オーダーメード状態になってしまいかなり金銭的に高くつきますが,得られる安心感はそれ以上です.自分の場合は総額16万ほどかかりましたが,おかげで治安最悪の福岡東区でも今では夜中だろうと何だろうと最近はゆっくり外食したり温泉につかることができるようになりました.
 ただ困るのがもしセキュリティの解除ができないと,キーがあっても車に乗れなくなくなることです.こないだは内部に設置した太陽電池パネルに電波が乱反射してセキュリティが解除できなくなってしまいました.ちょっとリモコンの角度をかえて信号を入射することでなんとかなりましたが,こういうことで動作しなくなるとほんとまずいです.サイレンは30秒待っていれば止まるのですが,セキュリティが解除されないとエンジンすらかかりません.ちょっとやり過ぎだったかも.もしどうやっても解除できない時は配線を知っている設置店までレッカー移動するしかないです(あっ,傾斜感知センサーも入れたような記憶が..(汗)).
 自宅もドアを3重ロックにして,窓,室内にセンサーをはり巡らし,異常があると自分の携帯電話に連絡するように設定しています.外部からも内部の様子をモニターしたり,こちらから電話でスピーカーに出力して相手を威嚇できたりできるようにしたのですが,いかんせん,外から中に入るのにセキュリティの解除に数分かかってしまうのはちょっとつらいです.特にトイレに行きたくて慌てているときなど解除手順を飛ばしてしまい,自分でしかけたトラップに自分がひっかかってしまうような状態になってしまいました.ちょっと数を減らさないといけないかもしれません.
 なお,こういった怪しいセキュリティ機器は普通の家電ショップではあまり売っていませんいません.海外直販(あえてリンクしません)とか,通信販売が便利です.海外直販ものは日本の法律(電波法とか,銃刀法とか)に抵触する恐れがあるので御用心ください.国によっては火炎放射器つきなんて過激なものもあるらしいですが,日本の法律では泥棒といえでも大怪我をさせてしまうと過剰防衛で罪に問われるんですよね(泥棒は見つけ次第多少危害を加えてもOKくらいにすればいいのに).

12/9 裁判のまとめ
 
とりあえず思い付いた順番に今回の交通事故についてまとめていきたいと思います.まず相手の行動とそのねらいを考えてみましょう.
1. とりあえず人身事故にはせず物損事故で処理しようとする.
 これは一見こちらのためになるように思えますが,治療費や休業補償など延々と請求される可能性が高いです.人身で保険会社が間に入ってくると最近は査定が厳しいので思うような金額がとれないからでしょう(それでも慰謝料25万持って行きましたけど).今回は最初物損にしようと交渉したら,なんのかんのとお母さんの休業補償まで請求してきたのにはあきれました.こっちがねらいを見透かして「人身扱いで構いませんよ」って言っても「罰金とかあって大変でしょ.こういう場合最低でも5万,下手すると10万かかりますよ.」とか見え見えの嘘をついてきてそちらに誘導しようとするんです.人身事故の刑事罰の罰金処分は軽傷事故ではよほど誠意のない(被害者救出,補償などで)対応をとったりして,被害者の「相手に厳しい処分を望む」って主張が検察で認められない限り出ないんですよね.今回は自転車の過失が相当大きいですし,被害者の救出,治療費の支払,見舞等完璧に行っていますから,何ら罰金が生じる可能性はないと言わざるを得ません.(そもそも未だに行政処分の点数が加わっていないのはなぜ?).
2. 保険会社の対応が悪いと何度もクレーム
 連絡がとれないとかなんとか.んなわけないでしょう.保険の担当者も首をひねっていました.できるだけ私に交渉に参加してほしかったようです.専門家よりも素人を示談交渉にひきずり出したかったんでしょう.
3. 自転車の物損部分についてはこちらが請求してくださいと言っても絶対に請求しない

 これは物損について何か言い出すと,過失割合がきっちり算定されて,こちらの自動車側の修理代の支払い責任が生じるのを避けるためでしょう.それで親戚の怖い系の人が「そっちの負担を減らすために俺が修理すんなっていったの.それなのにあんた誠意ないなー」なんてことを言ってくるわけです.最終的に裁判の時に請求してきた修理代が17,000円あまり.この自転車もともといくらだったの?って聞きたいですね.
4. 裁判を引き延ばす
 相手方の親戚の誰かが裁判の2日前に突然危篤状態.なんとその間に保険会社と示談交渉成立してしまいました(保険会社に交渉の停止を明確に指示しなかった私の落ち度.まさか裁判するって言ったのに保険会社が示談をこっちに何の連絡もなく成立させるとは思わなかった).慰謝料25万余が振り込まれてしまい,その分を差し押さえることが不可能となりました.そんなわけで相手から車の修理代を回収することはほぼ不可能となりました(強制執行ってほんと面倒なのよ).

 こう考えるとつくづく相手方は「うまいなあ」と感心してしまいます.結局今回もちょっとの怪我でいいお金を手に入れてますからね.しかも自賠責で払われる慰謝料には被害者の過失ってのが全く算定されないおいしい制度なんですよね.ほんとごね得.
 教訓としては,こういう風に相手の方が悪いという確信があったら,
1. 物損でうやむやにしない.警察を呼んでちゃんと調書をとって人身事故にする.
2. 任意保険を使わずに相手に自賠責を被害者請求させる.こちらからは一切お金を出さない.相手に裁判してもらうくらいの気合いを見せる(あまりに不誠実と検察に思われると,刑事処分を受ける可能性がありますので注意が必要です.)
3. 治療には本人の健康保険を使ってもらう(使えないというのは嘘です.病院側としては利幅の少ない保険診療をしたくないだけ.
 ちゃんと届けを出せばOKです.)
4. 車の傷は警察にしっかり確認してもらい,後日裁判でしっかり修理費を請求する.
 ってなところでしょうか.


 話は変わりますが,正直もう2度と「誠意」なんて非科学的,定性的な表現は聞きたくないです.

12/8
 裁判が終わっても結構もやもやしているのが残っています.何より裁判官の言動に腹がたったことでしょうか.前回の車上荒らしの時の警察官の態度がもたらした結果と同様に,今まで信じていた職業別人物像が崩れ去ったことが大きいです.裁判ってのは映画みたいにyes, noで答えるような質問を繰り返すのかと思っていたら裁判官自ら誘導尋問みたいのを繰り返して,ちょっと反駁されると脅しに近い言葉を吐くんですからね(詳細は省略しますけどひどかった.力学的ありえないバカな相手方の説明を真に受けているので嘲笑したのがちょっとしゃくにさわったんでしょうけど.).
 というわけで今日は気晴らしにパチンコに行きました.高校の時から行っていたので,実は私にとって車の中の次に落ちつく場所なんですよね.ぼーっとうちながら考え事をするのが好きです.実は大学院入試の勉強もかなりの部分パチンコうちながらでした.
 さて,パチンコ店に入るのは4ヶ月ぶりでしょうか.こんなに来なかったのは高校の時以来でしょう.3000円のカードをかってわくわくしながら例によってゆるゆるとCR機を打ち始めました.機種はフィーバーパワフルの最新版で,確率変動1/2, 大当たり確率1/309というものです(台に書いてある
スペックではですが,後の結果を考えると超あやしい.).始めると3回転目にリーチがかかりました.今どきのパチンコはスーパーリーチじゃないと全然あたらないのですが,なぜかそのまま当たってしまいあっさり確率変動に突入です.ついているというかなんと言うか.テンションが下がっている時には少し苦戦した方が楽しいし,リーチアクションも楽しめるのですが,それもなしです.あっけない.
 それからなんと9連荘((1/2)^8ね).その間に隣に座ってはまっているオヤジの機嫌が見る見る悪くなっていきます.1/2の確率で8回ってのは天皇家の女の子の連続と一緒で理不尽で怪しいことこの上ないですし,500円でひいたのを目の当たりにしていますからね.確率変動が終わって14回転目にまた私が確率変動をひいたときには怒りが頂点に達したのか,台の下を思いっきり蹴りあげていました.何かされないようにできるだけ関わりあいにならないようにしたのは言うまでもありません.
 結局もう1回確率変動をひいて(それも終了100回転以内)しまい,思いっきり勝ってしまいました.あれだけ苦労した裁判で取りかえした金額をはるかに上回る額を3時間ほどで出してしまい,むしろちょっと脱力感を感じています.しかも隣のオヤジが非常に不快なだけに勝っても嬉しくないのは前回の東京の時と一緒の感触でした.

12/7
 自転車相手の人身事故の裁判が終了しました.結論から先に言うと,車の過失4割,自転車の過失6割という認定です.自転車相手の事故で車の方の過失が少なくなったのですから御の字と言うべきでしょう.通常のケースだと五割くらいかなと思っていたのですが,相手が交差点を直進ではなくて,左折してちょっと逆走しようとしていたことなどが加味されたのかもしれません.

 事故の
様子はこちらを御覧ください.ぶつけた相手は16歳の女性です.その後の交渉でお母さんが出てきたうちはよかったのですが,警察署での聞き取りの後で出てきたお母さんのいとこなる人物が曲者で,大もめにもめた元凶とも言えます.「示談にしましょう」とか言って人身扱いにしないことをやたらと逆に要求してくるし,その後も物損の交渉の段階になって「あんた大学の先生の割に常識ないなー」とか「おれが職場いっから」とか「こっちは怪我してんだよ,わかる」とか非常に威圧的な言葉を使ってくるんです.そんなわけで普通の人ではないことはある程度予想していましたが,裁判の時にお目にかかると,まあ,一見して「ミナミの帝王」から抜け出してきたようなチンピラだったので大笑いしました.きっと物損事故としてお願いしていたらいろいろねちねちと要求されていたんでしょうね.そのことに早めに気付いたのはラッキーと言えるかもしれません.
 まあ結果についてはよかったんですが,裁判中の裁判官の威圧的な態度には非常にストレスを感じました.「普通あっ危ないと思ったら『わー』とか『あー』とか言うもんでしょ,漫然と運転していたんじゃないの」とかいう裁判長の言い方はないだろって思いましたね.「それは人によるでしょう.私はそういうタイプの人間ではないんです.」とかいっても統計的にどうのこうのとか言い出して,まったく私の言うことを認めません.驚きの声を出さないことを漫然運転の証拠として使いたいんでしょうけど,非常に恣意的なやり方で反感を覚えました.その裁判官もこんなしょぼい簡易裁判所にいい年でくすぶっているんだからどうせ大した人物じゃないとは思うけど,なんとかならんもんですかねえ.

12/5
 今日夜中の1時ころ借りていたビデオを返却しにいくと,4歳くらいの女の子が一目散にアダルトコーナーに駆け込むのがカウンターから見えました.お父さんがAVを借りているんだな,と思ってちょっとのぞきに行くと,なんとそのお父さん(多分)は女の子に「早く選びなさい」とビデオを選ばせていました.うーん,なんとも表現しがたし.うざいカップルがいることはあるけど親子連れでしかも子供に選ばせていたのは初めて見ました.
 そういえば昔一度だけ女性にAVを選んでもらったことがありますが,完全にはずれだったのを思い出しました.そのお父さんも後できっと後悔することでしょう.(あっ,後で後悔ってのはバカな表現ですね)

12/1
 とりあえず.
祝内親王様ご誕生.これで女性天皇を見るまで生きるのが目標となりました.しかし皇太子より長生きするのは大変だろうなあ.

 さて7月末に起こった人身事故の裁判の決着がそろそろつきます.自転車が相手の事故ですが,答弁書などを読むと相手方が自転車の道路交通法上の責任の程度を全く理解していないのが残念です.自転車は道路交通法上「軽車両」として区分されて,一時停止,優先道路,信号,通行区分といったものは車と同様に守らなくてはならないのですが,相手方は「こっちは弱者なんだから」といったのりで,全く過失責任がないと思っているようです(あんた誠意がないなーって言われてもねえ.自転車の言いなりになることが誠意とは違うでしょ).自転車の車の優先道路に対する飛び出しの例ではだいたい50:50の過失割合
がいろいろな判例からいうと妥当なんですけど,さてどうなることやら.まあこっちとしては払うだけのものを払い尽くした後なのでこれ以上支出がないのが気楽っちゃあ気楽なんですけどね(囲碁用語で花見コウと言います).
 ちなみに福岡は自転車の運転がほんとむちゃくちゃです.だいたい7割のちゃりが道路の右側を走っていきますし,夜間は平気で無灯火です.しかも携帯なんか持ちながらふらふら乗っていくので危なくてしようがありません.この場合車道にはみ出た自転車をひいてしまったら,自転車が車道の通行帯を走っていれば50:50を基準に過失割合が算定されて,さらに無灯火,携帯と修正されてしまいます.それなのにどうしてみんな車道の右側を自転車で走るんでしょうね.ほんとバカじゃないのかと思います.これでもひき殺されたら相手方になんだかんだと文句言うんでしょうが,私にゃあ自業自得に思えますね.
 そもそも福岡は基本的な交通ルールが一般に浸透していないような気がしてなりません.ある研究室の人に私が,「赤信号で突っ込んできた車とぶつかっても100:0だからつっこんじゃおうと思ったことがある」って軽く言った時に「そういう場合でも0にはなりませんよ.」と逆に注意されてしまいました.まあ必ずしも0になるとは限らないけど,基本線はセンタラインオーバーと同じ100:
0なのは間違いない所で,あとは速度違反とかの修正要素が加わるかどうかってところでしょ.こんな当たり前のことがドライバーの常識でないところが怖いです.
 これだけでなくて,実は福岡県は法律が日本と別じゃないのか(無法地帯
と思うことが結構あります.こないだ車上荒らしにあった時も110番して30分以上ほっておかれたあげく(そばに犯人がいるかもしれんのに),「あんた車の中にかばん置いといたんでしょ.そりゃとられるよ.」「あんた独身ああそう.それでこんな時間にふらふらしていたんだ」とかさんざんなことを言われました.福岡では泥棒にとられる奴の方がぼうっとしたバカな奴のようで警察にも迷惑なようですね.まあここでぶち切れなかったおかげで盗難届が出て保険がおりて7万くらいの損害で済んだんですけど.その後その警官の自慢話からそいつの息子が九大の工学部にいるらしいと聞きました.建築学科らしく自分のとこでなくて残念に思ったのは言うまでもありません(笑).自慢話する暇なんかあったら助手席の扉の指紋くらいとれよ.このタコポリ.
 今回のいろいろなごたごたを契機として福岡では自分の身は自分で守らないといけないと悟りました(警察は全く頼りになりません).物理的には,16万かけて車に防犯装置をつけて異常をリモートで送信するようにし,さらに護身具を常に身につけるようにしました.自宅は当然あちこちに防犯装置を仕込んでいます(時々解除手順忘れる('_';;).あとは法律で常に武装するように心掛けています.こう見るとなんかどんどんやな奴になっていくようで悲しいです.
 ほんといい加減故郷に帰りたいです.潮時かなあ.



Diary indexに戻る