2/20 今日日中「第一ロードサービス」という会社の人が直接寮に来て至急連絡を取りたいと言っていたと連絡がありました.直接寮に押し掛けてきて話をしたい,というのは穏やかでないのでちょっと焦りましたが,最近ではあまり心当たりがないので勇気をだして先方に電話をかけてみました.私との路上でのバトルに怒ったやくざまがいの人がついに来たか,とヒヤヒヤしながら電話すると,何のことはない,先日の高速のETCゲート不動作の件で謝罪に来たということでした.道路公団のホームページに声欄のようなものがあったのでそこにアドレスごとちょっと苦情を書き込んでおいたら,どうやらかなりきついお叱りが料金収受の下請け会社にいったようです.公団の指導と対応がかなり違っていたのと,その対応の仕方がぶっきらぼうだったことのポイントが高かったという話でした(てーことはあのムービー見たってことね).なんか気の毒なことをしてしまいましたが,まあ今までの「御利用ありがとうございました」もいわない料金収受員が悪い面もあるからよしとしましょう.

2/18 自分は記憶力がいいほうと思います.アプリケーションのシリアルナンバーとか,読んだ論文の巻・年・ページなど何の気なしに覚えていたりするくらいですし,円周率とか,eとかの定数を無駄に桁数覚えていたりします(円周率は昔プログラムに凝っていたので多分100桁以上はまだ覚えていると思う).このおかげでテストの直前の一夜漬けとかは異常に得意で今までかなり得をしてきましたが,なぜか人の名前だけはすぐに忘れてしまうのが不思議でした.何年もつきあっている人ですら顔を見ても名前が思い出せないことがたびたびあり,赤面することがあります.今日も学生さん(3年ほどのつきあい)の名前が思い出せなくて困っていると,とある学生さんが「人の目を見て話をすると覚えられるようになります.私もそうやって覚えました.」と教えてくれました.これはなるほど,という感じです.人間の記憶のメカニズムについて私は専門科ではないのでいい加減な推測ですが,おそらくいくつかのデータベースが網目状にネットワークをつくっているような構造ではないかと思います.そのデータベース間の情報のやりとりが多ければ多い程その間の回線が太くなると言うインターネットのような感じでしょうか.自分の場合は人の顔を見て話すことがめったにないので,それで顔情報と名前情報のリンクがうまく形成されていないものと考えると納得がいきます.
 でも人の顔見て話すのは苦手なんですよね.人の顔を見ることで何らかの感情のやりとりがどうしても伴うのが嫌でしようがないんです.反抗,怒り,依存,依頼,愛情とかそういうやつ.大学の人間関係に感情はいらんと思っておりますのでできるだけ人と目線をあわせるのは避けたいと実は思っています.
 話しは変わって上の学生さんのサジェスチョンの仕方,なかなか含蓄があります.自分だったら同じことを言うのでも「○×さんが人の顔を見て話しをしないからですよ.」っていうやな感じで言ってしまうはず.思わず感心してしまいました.
 

2/16 週末深夜になると福岡近辺は馬鹿なガキ連中がわいてきます.それらにできるだけかかわり合いにならないようにしていますが,どうしても大学の帰りが深夜になることが多く,また自宅が遠くということでそういうスポットをなかなか避けようがないというのが悲しいところです.馬鹿な走行するあんちゃん相手に気合いでブロックしたりする自分の無駄に正義感が強い所も災いしているのは否めない所ですが,そこらへんなかなか大人になりきれないんですよね.
 今の職場から自宅まで何通りかルートがあるのですが,西側を通っていくと福岡の中心から海沿いの治安の悪い所を通りますし,東側は東側で違法積載のトラックがばんばん走っています.正直恐い.信号待ちとかの時も車のロックをしておくのは当然ですが,前方にある程度スペースを作っておいていつでも逃げられるようにしておかないと囲まれてぼこられる可能性大です.交通違反でつかまるのは仕方ありませんが,連中につかまって殺されたらしゃれになりません.殺されても未成年だったりする上に立件も傷害致死で済んじゃうんですから連中にとって勲章にしかならんので殺され損ですしね.
 こういうことを書いて「大袈裟だなあ」と思う人がいるかもしれませんが,そう言う人は週末深夜に海沿いの通りを一人で10 kmくらい歩いて無事でいてから言ってもらいたいものです.近くのコンビニでも実は恐くていけない所があるので紹介いたしましょう.「行って睨んで無事かえって来れたら百万円」て感じでしょうか.
 まあアメリカみたいに相手が拳銃をもっていないだけましという程度だと思って暮しています.正直将来絶対住みたくない所ですね.そういえば今日こんなニュースがありましたけど,警官相手にこれですから,一般人相手に対しての行動は推して知るべしです.


2/13 
スピードスケートの500mが終わりました.気合いで両日ともに生で見ましたが,ちょっと残念.清水は本調子じゃなかったかな,という感じですね.まあ実力は一番というのは他の人にも十分わかったからいいんじゃないかな.

2/12 清水の500mはカーブでこけそうになっているからほんとだったら35.40くらいかな.でもあのアメリカのフィッツランドルフのスタートはないでしょ,って感じ.あれは今日の基準だとフライングでしょうねえ.黒岩彰の言うように本人は悪くないとは思うが,本命のウォーザースプーンがあれで,フライングを疑われて金メダルとったら仲間内の評判はかなり落ちるでしょう.
 まあ他競技でも露骨なアメリカ贔屓が続いているからまだましなほうかもしんないです.フィギュアなんかはもうこけない限りアメリカのクワンが優勝しそうですね.
 
2/11 ETCという高速の自動収受システムを車につけてからほぼ1ヶ月.今までは何ごともなく,このムービー(Quicktime,693kB)のように動作していたのですが,昨日初めてバーが上がらないという経験をしました.その模様はこのムービー(257kB)で御覧ください.もともと反応の鈍いICだったのに,慣れ過ぎて高速で突っ込みすぎたためと思います.まあ初めてなのでどういう対応をとるのか興味があったのですが,いきなりバックして他のレーンに入れ(265kB)との指示.これは車をバックさせないでくださいという道路公団の説明と全然違っていますね.思わず「はいっ」て返事してしまいましたが,後ろになぜかちょうどめったに来ないETC車両がやってきていました.もう一回インターホンをよんで,係員の誘導で後ろの車両ごとバックさせることになりました(617kB)が,後ろの車は怒り爆発でクラクション鳴らしまくり.しかも別なゲートに案内すればいいのに,わざわざエラーの出た車両をもう一回通すような無駄な作業をさせるし.これで私がETC車両じゃなかったらこっちも文句をつけられたことでしょう.わざわざこっちまで出て来て「なんで俺が待たなきゃいけないんだ.」と係員にクレームしていましたし(50kB).きまあ気持ちはわからんでもないが,ETCつけるくらいお金に余裕があるんだからもっと精神的に余裕をもってもらいたいもんですね.こういう時に無駄なクレームをつける人は,列車とか飛行機が遅れた場合によくいますけど,まあいい大人がみっともないという感じです.怒るだけ無駄なのにねえ.「よーし,パパ,ETCとおっちゃうぞ.」とか言ってて目論みがはずれたんでしょうか(笑).
 結局手動でバーを開けて通りました(220kB)けど,最初からこうするように助言しとけばよかったかな.

 
2/7 来年度になぜか情報処理演習を担当するようになりました.カリキュラムはすでにどっかでできていて,内容もある程度決まっているようです.それ見るとおおまかにいって,大型計算機を端末でタイムシェアリングし,フォートランで数値計算の基礎を演習する,ってものですが,うーんこれって私が10数年前にやったのとほとんど一緒じゃないですか.こんなことでいいんですかね.これだけPCの能力があがっているというのに.そもそもFortranでやる意味て今存在するのか非常に疑問です.将来全然役に立たないというのが正しいでしょう.まだBasicでもやったほうがましというものです.
 まあ私個人のことを言わせてもらえばFORTRANは昔円周率の計算に凝った時期があってそこそこ使えるんで教えるのは楽なんですが,こっちが教えやすいということと学生に教えるべきかどうかってのは全然別の話ですね.ほんとこのカリキュラムを作った人に「あんたはこんな授業を受けたいと正直思うか?」と小一時間ほど問いつめたいです.

2/4 今日昼食時に教授から,「石岡さん,また今回も岐阜によってきたの?」と聞かれてぎょっとしました.よくよく考えてみると,去年は下呂温泉によってきたんだっけ.教授はそのことを覚えていて(なんて記憶がいいんでしょう)聞いたんだと思います.
 でも私的には岐阜に行くっていったら某所というイメージしかなかったので心の中を見透かされたようで怖かったです.きっと表情が思いっきり曇ったのがわかった人もいたはず.今回は(というか今回も)天地神明に誓って行ってないんですけど,どきっとするようではやっぱりいかんですね.

2/2 愛知県岡崎市から戻ってきました.最終日は名古屋にいる先輩とちゃんこ鍋を囲み,いろいろお話をうかがった後で名古屋の研究室を拝見してきました.相変わらず硬派な研究者のイメージでした(学会の懇親会にはほとんど出ずにこれまで来たというのがすごい).ただ学生さんには結構悩まされているみたいでそこがちょっと変わったところです.結構旧帝大系の学生さんでもあきれた系の人がいるもんですねえ.ちょっとその内容を具体的には書けないのが残念です.それと比較すると私の場合はかなり贅沢なようです.ただ自分の場合はその先輩のように学生の能力不足をフォローするだけの資質がないのでほんと学生さんにがんばってもらうしかないんですよ.無責任と思われるかもしれないけど.
 また先輩の「学生は授業料を払っているから指導してもらうのが当たり前と思っている」って発言もありましたが,ここらへんは予備校生気質が抜けていないんでしょうねえ.まあ独立採算性になったら教官と学生の関係っもこういった予備校的なドライな関係になるのかもしれません.指導時間を区切って一日何時間でいくら,ってやるようになってあっさりお互いに契約解除できるようになると面白いとは思います.
 さて,結局10時過ぎまでその先輩の研究室で過ごし,その後帰途につきました.当初は気合で8時間ほどで戻るつもりが,3回も睡眠休憩をはさんで結局20時間もかかってしまいました(たった800kmなのに).いったいどうしてしまったんだというくらい眠くて眠くて.しかも今現在も「寝ちゃいけない」と思い込んで夜よく眠れないという後遺症に苦しんでいます.ひどいときはこれが一週間くらい続くんですが,今回もそんな雲行きです.そもそも一人でタイトなスケジュールで車に乗って移動するってことが間違っています.しかも荷物を持っていっているのに一番交通費がかかって非常に損なのにねえ.まあ好きでやっているんでしょ,って言われたら否定できない部分がありますが,ちょっとこれからは仕事では遠慮するようにしようと思います.
 ちなみに飛行機で行くとチケットと空港までの移動で16000円くらい.
     電車で行くとのぞみと名鉄で19000円くらい.
     車で行くと高速代16800円に ガソリン代が5000円で22000円くらいかかるんですよね.


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