7/31
 東北の仙台に一泊二日で
飛行機で出張してきました.最近国内の学会で会う人に口々に言われるのが「今回も車で来たの?」というフレーズです.さすがに車だと10時間以上かかるので今回の東北は飛行機でした.すでにどんな所でも車で移動するというイメージが妙に浸透しているみたいです.関東までは長野県松本市の学会とか,群馬県草津市の若手の会とか,愛知県岡崎市の分子研等,車で行くことはたびたびですが,さすがに東北まで車で帰るのはきつい(笑).今まで一回しかありません.まあとりあえず最初に考えることは考えたのですが,出張で行くとなると旅費の精算も難しくなるので却下しました.
 ある人に「陸続きだから車で来ると思った.」って言われて
「俺はベルカンプか!」(有名なオランダのサッカー選手.飛行機嫌いで,ヨーロッパ中を自動車で移動することで有名.)っと突っ込みを入れたくなったのは言うまでもありません.自分は飛行機自体は嫌いでないのですが,妙に狭いのが嫌いなんですよね.とりあえず人込みが嫌いでひじがぶつかる位置に人がいるのが許せないという性格をなんとかしないといけないかもしれません.

7/20
 週末はだいたい洗濯,掃除,調理,読書で一日が終わることが多いのですが,今日は久しぶりに早起きしてそれらを午前中に終わらせて午後は長崎の温泉につかる“つもり”でした.ところが高速で思いのほかあっという間についてしまったために,時間が余ってしまいたまたま田舎のパチンコ店で懐かしいスロットの機種を見つけてしまったのが運の尽きでした.ほどほどでやめておくつもりだったんですが,その機種は最高の設定(6)のみ判別が可能で,試しに調べてみたらその最高設定だったんですよね.これはほっておけません.
 てなわけで家族経営みたいなこじんまりしたパチンコ店で徹底的に打ってしまいほんとあこぎな出し方(4200枚,6枚交換)をしてしまいました.結局温泉にも入れず,何しにいったのかと,ちょっと自己嫌悪の気分です.ポリシー通りに2万くらい買った時点でやめておくんでした.おかげでギャンブル会計が潤おうことは潤いました(もう2年くらい独立採算状態)が,もういい加減お金は欲しくないんですよね.そもそも貯金の使い道がない...

7/16
 福岡の夏場は
高温でなおかつ高湿度です.この環境は冷涼,乾燥の気候で生まれ育った私にとって堪え難いものです.そこで自宅では冷房のドライ+24畳用の強力除湿器の連続運転をしています(電気代は当然1万超.湿度50%以下.うーん快適).職場でも一生懸命除湿器をまわしたり,冷房をドライにしたりしているのですが,こちらの人はそういうエネルギーを大量に消費して得た環境を窓を開けて一撃で撃ち破ってくれるのでちょっと参っています(何で雨が降っているのに冷房かけながら窓を開けるかなあ.もったいない.換気したいんだったら要所で換気扇まわしてほしい).
 こういう行動の原因として,九州では一般的に「戸とか窓を開けるのが標準状態」なっていることが挙げられます.
以前私が東北地方のある大学にいたときに九州から赴任した先生がいらっしゃいましたが,勝手に窓を開けて学生から叱られていました(笑).東北ではこちらとは逆で窓はめったにあけないんですよね.その先生は「どうして?」とちょっと納得のいかない表情をされていましたが,私たちにとっては逆に「どうして?」て感じでした.こっちに来てその先生の行動の意味がよくわかる気がします.
 まあ文化の差だとは思いますし,「郷に行っては郷に従え」って感じかとは思いますが,冷房をつけながら窓をあけるのはエネルギーのロスがあまりに大きいのでやめて欲しいです.先日,事務から「冷房中に窓をあけないように」との通達がありましたが,わざわそういう常識的なことを書いてこなくてはならないということはよっぽどそういう行動をする人が多いのだろうと思います.


7/10
 学会は会場の都合で,大学が休みの期間の夏から秋にかけて集中しています.そこで研究成果を発表しようとすると,事前に講演要旨を1〜2ヶ月前に提出しなくてはならず,ちょうど今がその時期にあたっています.一応教官ということで学生さんの要旨も見なくてはならないのですが,だいたい指摘するパターンが決まっています.
 1. 主語と述語をはっきりさせる.
 2. 「その」とか「この」とかの代名詞はできるだけ使わないようにする.
 3. 論理を一貫させ,なおかつ一本道にする.
とまあここまでは私が学生の頃と何ら変わらないです(私の最初の発表要旨は3時間つきっきりで徹底的に修正されました.当時の助手の先生にはほんと頭が下がります).ただ最近変わったと思うのは,
4. 他人の文章をパクってそのまま書くな.
ってわざわざ指摘しなくてはならないことです.結構あっさりと先輩の修論とかから文章をパクって持ってくるんですよね.オリジナリティに関して我々の世代と意識の差があるのかもしれません.私の意識の中では文章のパクリは泥棒と同じで非常に抵抗があります.自分で少しでも考えた結論であれば,同じことを表現するのでも本人の個性で文章の「て・に・を・は」は当然違ってきますし,前後の文章の関係でも言葉の言い回しは大幅に変化するはずなんですが,そのままだったりします(そのせいで前御関係意味不明の文章になったりする).
 まあ,結構厳しく言っているうちに直ってくるんですが,これまでレポートとかでちゃんと指導されてこなかったのかほんと疑問に思います.私は複数の人のレポートから全く同じ文章が見つかった場合は,両者にかなーり辛い点数をつけてしまうのですが(100点満点のレポートでも合格ぎりぎりまで落とす),本人たちはそれについてどう思ってるのか聞いてみたいです.
 

7/5
 今日は定例の研究室の研究に関する検討会(ミーティングみたいなもの)がありました.教授・助手一名欠席でしたので気が弛んだのか,M1の女性がギャル語連発で質問していました.
「この図なんですけどー,ちょっとわからないんでー,教えてもらいたいんですけどーって感じ.質問されたM2の学生さんもつられたのか,ちょっと語尾上げぎみで答えていました.別にほっておいておいてもよかったのかも知れませんが,これから就職活動とかでそういう話し方をされてもみっともないので,
 
「あのおー,語尾をあげる話し方はー,やめてほしいんですけどーって言って注意しました(笑).でも直すのはなかなか難しいと思います.方言がなかなか直らないのと一緒で.それで十何年話してきたんですからね(本人談). 
 
自分もついこないだ,とある店で,「トイレどこにあると?」と博多弁で聞くつもりで「トイレの場所教えてけさい.」って言っていました.

7/4
 最近セキュリティがらみの問題が多発しています.最初はOpenSSH,次はApache(Web Serverの一種です),で今度はBindというわけですが,いずれも結構危ないレベルのものなので,急いで対策しなくてはなりませんでした.学科のサーバーですし,以前からよく狙われていて実際クラックされたこともあるので,かなり迅速な対処が要求された
わけです.
 対策に関しては,
ソースの.tar.gzファイルを持ってきて,./cofigure, make, make installでざっくり終了してくれれば楽なんですけど,そうはうまくいってくれない場合もあるんですよね.結局Bindは楽勝,Apacheはかなり悩んだ末完了,OpenSSHは未だにUpdateできず止めたままとなっています.Solarisって結構難しいな,と感じました.
 話は変わって今日,家に帰ってみると,何やら大きな紙包みが郵便ポストに入っていました.開けてみるとUnix Network Sendmail−メールサーバーの構築と管理という本でした.どうやらLinuxがらみの雑誌の懸賞であたった模様です.嬉しいというかなんと言うか.これでサーバ管理の勉強に必要な本の購入費用が浮いたって感じですが,次にSendmailにセキュリティホールが見つかるって言う神のお告げかもしれません.まあありそうな話だしー.うーん.そうなると結構面倒だなーと.SendmailのCFファイルを作るのってかなーり疲れるんですよね.


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