9/29  今日は事務と出張旅費をめぐってひと悶着ありました.その経緯を以下に示します.まずいネタがあるので,ひょっとすると上司から掲載禁止命令が出るかも知れないので,賞味期限が短い可能性がありますが,御容赦ください.

 まず事前に予備知識として,
1. 私は公費で出張する際に,日程が変わらない限り,
可能な限り安い交通手段を使うべき,というポリシーを持っていること.
2. 福岡−東京間の事務の考えるデフォルトの交通手段は福岡−羽田間の飛行機であるということ(来年に千葉である学会で成田便使ったらどうなるか試してみたい).
3. 福岡−東京間は連休期間中(普通の連休でも),特割,前売り21といった割引運賃がほぼ消滅し,33,300円の標準運賃しか残らなくなること.
4. 山口宇部空港は電車で2-3時間程度で2500円程度で行ける距離にあり,年がら年中15,000円で東京に行けること.
 を覚えておいていただきたいと思います.
 さて問題となったのは9月の11から13日にかけての東京出張です.この期間,行きは木曜で割引運賃も多く問題ないのですが,帰りは連休のしょっぱなにぶつかってしまいました.そんなわけで当然帰りの便は早朝を除いて割り引き運賃は消滅しております(割引といっても2万台後半です).マイルとかを考えると,正規の運賃で行った方が得でもありますし,研究費もないわけではないので支出できないことはなかったのですが,私は前に記した妙なポリシーと正義感から山口宇部空港経由にしてしまいました.用心深い方の私は,これは問題あるかもしれないと考えて,事前に出張手続書に詳細な旅程と運賃を記入しておきました.出張手続書面を出したのは出張の1ヶ月も前であり,何も言ってこなかったので大丈夫だったのかとたかをくくって出張に行って帰って来ました.それから二週間ほどたった今日,電話がリンリンなったわけです.以下は午前中ずっとあって,担当者がくるくる変わってごちゃごちゃした折衝を整理して非常に短く要約したものです.

事務「この経路では出張旅費を支給できないです.なぜ山口を経由したんですか?」
私「福岡には安い便がなくて山口宇部経由にした方が安かったからそうしただけですが.」
事務「安いという理由だけでは他の地区を経由する理由にはならないんですよ.」(私:なんでよー)
私「でもそれなら
出張手続書に事前に書いておいたから指摘するべきじゃないですか.
事務「経理には人事から出張後にならないと書類がまわって来ないんです.」
私「安いのをよかれと思ってやっているのだから,そういう支出ができるのが合理的でしょう.もしこれがここの内部規定だったら変更するべきと思うんですけど.」
事務国家公務員の旅費に関する法律で決まっているのでそういうわけにはいかないんです.『旅費は、最も経済的な通常の経路及び方法により旅行した場合の旅費により計算する。』とありますから.」
私「この場合『最も経済的』なのでいいのではないですか.まさか『通常の経路』と『最も経済的な』では『通常の経路』が優先されるのですか?」
事務「『通常の経路』が優先されます.だから福岡からの便が全便満席等の特殊事情がなければ例え安くてもこの出張旅程で山口宇部空港を利用することはできないんです.山口で何か用件を作ることはできませんか?」(私:おいおい,から出張教唆するのかよー)

 って感じの会話の末,事務も書類ちゃんと見てなかったので悪かったから,適当な理由書を書いてもらうということで決着しました.途中省略しましたが,「アカウンタビリティ」って言葉を事務の人が連発していました.本当のアカウンタビリティってのは,研究費を如何に有効に効率的に支出したかを納税者に説明するものであって,
相手にアラを探されたくないから文書の表面を繕うものではないはずです.担当者によってはしきりに,から出張書類の作成をすすめて来る所が何とも病的だと感じました.

参考文献:国家公務員の旅費に関する法律
(第七条が関連法文です.一応全文読んだけど,通常経路が優先される理由がよくわかりません.単に面倒だからそういう解釈にしたということだけじゃないのかな)

最後に事務の人との最後の会話を書いておいて終わりにします.
事務なんでこんな変なことしたんですか.」
私(ひとこと)「
ポリシーです.」


9/26 自分がメインで活動している学会の年会が終わりました.学生さんもまあ立派に発表をこなして一安心です.
 
とは言うものの学会というのは発表の場だけでなくて,飲み会,懇親会での情報交換も重要であり,毎回いつも自分のそういった方面の活動が不十分だと反省させられます.例えば,非常にできる先生方は飲み会の席でも決して酔っぱらうことはなく,
(会話例1)
先生A: 今日の学生さんが発表していた御研究ですが,あれ,なかなか気付かない発想ですね.
先生B: そうなんですよ,まさかうまくいくとは思わなかったんですけど,学生さんがどうしてもというもので試しにやったらうまくいったんですよね.
先生A: ところで例のプロジェクトの話どうなりました?
先生B: いやー,文部科学省のヒアリングまではいったんですけどね.

 って感じで,非常に学問,あるいは政治の話をなさることが多いのに対し.私が関係してしまうと,

(会話例2)
先生N: 最近調子どう?(と腰を思いっきりグラインド
先生I(私のことです): いやー,最近では一日3回が限度ですねー.衰えました.
先生N: Iさん,昼のバッティングもパワーすごかったからかなー(野球のことを言っている).自分なんか最近結合したまま寝てしまって怒られるんだよ.

 なんてしもネタオンリーの酔っぱらいオヤジトークとなってしまいます.それこそドリフのいかりや長介の「だめだこりゃ」って感じですね.おめーもっと仕事しろよ,と言われるのは覚悟しております,すいません.


9/17 今日帰ってみたら,ゴーゴー松井キャンペーンの人形が郵便箱に入っていました.これは7月から9月までにJALに搭乗し応募した人の中から55,000人に当たるというキャンペーンです.人数が多いのでそこそこ当たる確率が高いとは思っていましたが,たった4回搭乗分で当たるとは思っていませんでした.ラッキーです.でもまあ実用価値ゼロですので応募する人が少なかったんでしょう.実際自分ももらってさあどうしようか,と悩んでいます.それにしてもいきなりオークションに出す人がいることや,それに応札している人がいるのには驚かされます.


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