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日本航空から株主優待券が送られてきました（右写真）．今年は株価対策のためか，いつもより2枚余分に入っています．すごく得な気がしますが錯覚です．この券，半額割引券とはいうもののその適用運賃がばか高い「標準運賃」のみですし，有効期限も半年と短いですからね．ほとんどの場合，航空券の値段はこの券を使うよりも前割等の割引チケットの方が安いです（羽田−石垣のような離島路線とかに使えるといいんですが，そういう所(JTA路線）はちゃんと使えなくしている）．唯一使えるのが御盆，年末年始等の割引チケットが壊滅する時期ですが，たくさんあっても2枚でただというわけではありませんから，一度に使える枚数も大したことありません．夫婦で半期4枚がせいぜいです．ずっととっておければいいのでしょうけど，有効期限があるため使うとしたら年末かゴールデンウィークかということになりますが，来年のゴールデンウィークにはまた割引券が届いていますから，今度はそっちが余ってしまいます．
これではヤフオクか金券ショップに流せと言っているようなもんです．金券屋に流れたチケットは結局年末年始とかのチケットに化けて半額分収益を下げるわけですから，2枚でただにしてもあんまり変わらない気がするんですけどどうなんでしょう．今の制度は株主にわたるべき利益が金券ショップに流れているだけの気がします．JALのことですから，客とか株主のことはどうでもいいんでしょうけどね．
で，その金券ショップの引き取り価格ですが，今年は無茶な増資をしたのとおまけを大量発行した影響で市場に溢れ，相場が5-6千円／枚といったところ．ANAの3分の2程度です．売るなら年末需要のある今なんでしょうけど，この値段ではいまいち気が進まないのでしばらくホールドすることにしました．いざとなったら来年の5月31日にでも東京行きのオープンチケットにして（航空券の有効期限は90日ある）御盆に使おうかとも思っています．
しかし，こんな使えない割引券を手に入れるためにいくら損したか考えると結構へこみます．古今東西，航空会社に投資して儲かった人はいないという客観的なデータをわかっていてやるんですからね．
11/12 最近，いじめで生徒が自殺するニュースが毎日のように報道されています．明治の昔から自殺の報道が新たな自殺を生むことが明らかなのに（藤村操，で検索しましょう），マスコミが予告を含めてとりあげるもんだから次々連鎖している感じです．もういい加減にしてほしいです．いじめなんて古今東西どうやったってなくならないんですから．
自分は小学校３つ，中学校３つ行かされましたが，今から考えると転校生に対するいじめに相当する行為はそれなりに受けていた気がします．まあそれがデフォルトでもあったし生来鈍感なので「またバカな連中がちょっかいかけてきたな」って感じで受け流せてはいましたが．今思い出してみると，
・転校初日に学級委員にさせられた
のなんかは明らかないじめでしょうけど，当時の担任はなんと放置．普通なんか対策すんだろ，と思いながら，まあその後１年，好き放題仕切らせていただきましたけどね．
結構こたえたのは
・給食をまともに盛ってもらえない
ってケースです．自分は結構キレやすい性格なので，その時は速攻で殴り合いにしてしまった覚えがあります．給食の盛り付けで殴り合いの喧嘩をしたことがある，って人に言うとすごい食い意地のはった人間に思われるのですが，その通りです．とにかく一日の楽しみを奪うやつは許せなかった．
転校して一月ほどすると結局は落ち着いて何ごともなく過ごせるようになるのですが，それまでの過程というのは非常に大事だったように思います．基本的に本能的にやらなかったことは，親や教師に頼ること．いろいろ周囲を見ているとそれやってうまくいった人はいなかったですから．今，「いじめられたら悩まず相談してね?」って感じの対応がとられているみたいですけど，やはり自分の身は自分で守れ（byケンシロウ），でしょうか．