4/28 職場のソフトボール大会がありました.普段あまり身体を動かしていないので真剣にやらないように心掛けているのですが,もとより大人気ない性格ですので,むかつくことがあるとついつい本性を現してしまいます.一回戦,二回戦は普通にまともなチームとあたってなんとか優勢に試合をすすめられたので落ち着いて遊んでいられましたが,三回戦であたった他部門のチームの偉いサン私以上に大人気ない人なのでついついスイッチが入ってしまいました.
 とにかくそのピッチャーだった人,
鬱陶しいんです.いちいちファール,フェア,ストライク,ボールに審判にクレームしまくり.審判はぺーぺーの若手がやっているわけですから,強く「退場」とかできなくて困っておりました.私は外野でついつい「うるせー,黙ってろ」とか本能で叫んでしまい,いま考えると後でどうなるか心配です(苦笑).てなわけで,一打席目はソフトボールではやってはならない待球戦術のあげく,嫌がらせでひたすらファールでねばりまくりました(4-5球はファールしたかな).この分だといくらでも粘れるかなと思っていたら,その鬱陶しいひと,ついに奥の手を出してきました.ただでさえ近いソフトボールで,なんと一歩余分に前に近付いての高速投球.プレートから離れているので,どう見てもボークですが,威嚇されている審判がとるわけもありません.ついつい焦ってフライを打ち上げてしまいました.ルールにうるさいくせになんなんだと思いながら,抗議したら同じ穴のむじななので黙らざるをえません.
 そんなこんなで他の人もその人のインチキ投球になす術もなく凡打の山を築き,試合が大差で負けが確定した段階で次の私の打順となりました.
 もうこうなったらやることはただ一つです.いんちき投球を逆手にとって,前に出てきたところで顔面に打球をぶつけるのみ.チームメートの賛同も頂いて,もう試合なんかはどうでもいいモード.バッティングのコントロールだけは自信があるので,あとは打球の強さだけですが,とりやすい所だとライナーで取られて自慢の種にされる諸刃の剣.久しぶりに真面目にスイングしました.結果はちょっとずれて頭上を越してしまい大失敗でした.顔面を狙わずに素直に股間のあたりを狙えばよかった(身体の中心を狙うのは射撃の基本ですね.でもとにかく顔面にぶつけたかった).
 後で,ピッチャー返しの賛同をいただいた職場の後輩から「○○さん,狙い通りピッチャー返しとはさすがですね」,と言われ,「実は完璧に顔面にぶつけるつもりだったけど,ちょっとずれた.」といったらちょっと引かれてしまいました.普通の人はこういう場合でも脅しの意味で少しずらすんですね.反省.でも正直きちんとぶつけて二度とソフトボールに出て来れないようにしたいと思ったのは私だけではないはずです.

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