8/1 かみさんの強力なプッシュもあり,話題の「コクリコ坂から」を映画館で見て来ました.いや,吾郎の才能半端ないことはゲドでわかっていたので,できれば避けたかったのですが,かみさん周辺の評判がいいらしく,押し切られる形となりました.
 印象は...序盤でよく状況がわからないので悩んでいるうちに眠くなって終了という感じです.謎が最後まで解けませんでした.誰か教えて下さい.
1. 主人公の女子高生がなぜ炊事をほぼ1人でやらされているのか.

 最初,お父さんが亡くなって,天涯孤独/無一文となり,金持ちの親戚に引き取られた経緯からしかたなく手伝わされているのかと思いました.しかし,お母さんは医者で存命と後から判明.当時(坂本九の「上を向いて歩こう」が売れていたから1960年代前半のはず)テレビを持っていることから,かなりお金持ちのはず(当時の初任給約二万では全然買えない).あと朝食で1人に一つずつ目玉焼きしている(卵は昔は高級品です!育ちがいい人はわからないでしょうが)ところから見ても相当生活に余裕があるはずで,それなら家政婦とか余裕で雇えたはずです.

2. 主人公の彼氏が水に飛び込んだ理由
 意味不明すぎです.なんかそういうしきたりがあるなら説明してほしいです.そもそも,高校生のガキがなんで何人も一眼レフのカメラ持ってるのでしょうか(これも当時の初任給よりはるかに高い).

3. 絵書きのお姉さんの存在意義
 だるそうに炊事しているところとか,絵を紹介するシーンがあって,何らかの伏線になっているのかと一生懸命見ましたが,結局空気だったような気がします.

4. お父さんは何もの?
 朝鮮戦争で機雷に触れて船が沈没したそうですが,何でそんな危険な海域に行ったのでしょうか.掃海艇の乗組員?ってことは実はお父さん特定できちゃったりします.なんといっても日本人最後の戦死者ですから.コクリコ坂の「坂」ってまさかお父さんの名前から?それなら意味深すぎです.
吾郎すごすぎ.

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