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☆フランス滞在中の日記☆

04.September

友達でパティシエを目指している子がいるんだけど、
その子のツテで、みんなでフランス料理のランチに行きました。
先生も一緒だよ♪
そこのオーナーはすごい人で、前のソムリエ世界チャンピオン!! 
目の前で拝めて良かったです。
お料理はお店であらかじめメニューを決めて、1皿1皿に合わせたワインを出してくれました。いわゆるマリアージュね。
アントレはラビオリ。これにはロワール地方の白ワイン。まろやかで飲みやすかったです。
メインは白身のお魚を香辛料で味付けしたものと、マッシュポテトみたいなもの。
これにはボルドーのちょっと隣の地方の赤ワイン。少しコクがありました。
デザートはクレームブリュレで、コルシカ島のワインだったよ。これは、リキュールみたいに甘くてびっくりしました。コルシカ島にもワインがあるなんて、それにも驚いちゃったよ。
パリで最後にこんな素敵なランチで幸せでした。
でも量が多すぎてかなり苦しかったです。
帰りはお腹抱えてバスにのり爆睡でした・・・。
あぁ、私たちかなり変なジャポネに見えたんだろうなぁ。

パリ最後の夜は先生のお部屋で団欒しました。

パリでは7日からエールフランスや市内がストに入るらしく、ぎりぎり帰れて良かったです。

03.September

ニース3日目。
パリで買ったニースのパンフレットによると、
海岸のすぐ近くにデュフィのギャラリーがあるらしい。
綺麗な散策路もあるところだし、早速行ってみました。
チェックアウトを済まし、重たい荷物を持って歩いて30分くらい。
やっと探し当てたけど、デュフィなんてやっていませんした。
美術館の人にデュフィの絵が見たいならbieux artのミュゼに行きなさいと言われ、早速行ってみました。
バス停を探すのから色んな人に助けられ、なんとか着いたよ。
バスは全部で座席が10席しかない小さなバスでした。
ところが、ここもまたお昼休み。
でも2時間も暇潰せるような所ではなかったので、
頼み込んでグランドフロアだけ見せてもらいました。
しかもなぜか無料で・・。これだけでもかなり楽しめたよ。
ところが帰りのバス停がわからない! 道が一方通行なので逆側にバス停があるわけでもなく、20分くらい歩いてやっと見つけました。
そしたらあと40分待たないと、バスが来ないの!
結局1時間待って、お客さんは私1人。
すごく孤独でした。たまに通る車の色を当ててみたり、
記念にバス停の写真を撮ってみたり・・。
不安なのと心細さで鬱になりそうでした。

ようやく来たバスでビーチに戻り、気まぐれに日光浴。
海はすごく綺麗です☆ ほんとに・・・。
ずっとうつぶせになってたから背中が少し焼けたかも。

そのあと、マルシェや商店街の中で南仏特産のポプリや香水を見てまわりました。
でも1日の疲労が溜まってきたのか、かなり疲れてしまったんだけど、カフェに入るのもお金がかかるので、教会に行きました。
中はすごく静かで荘厳で綺麗です。ステンドグラスとかほんとに素敵。
そんな中で座っていると、いつの間にか眠ってしまい、1時間くらい経っていました。
そろそろ空港へ行く時間になっていて、バスに乗り、
飛行機に乗り、なんとかパリに帰ってきたよ。

1人旅っていうけど、実に色んな人に助けられてなんとかやってきたって感じがします。
すごく疲れて、すごく大変だったけど、
泣きたくなったけど、でも良い旅だったんじゃないかな☆

02.September

ジャンコクトー美術館目指して朝からSNCFでマントンへ。
これだって大変だったんだよぅ。
バスの駅を探しまわって見つからなくて、急行電車の券を買うのも一苦労。
電車の時刻とか聞き取るのが大変でした。

マントンに着くと、地図なんて売ってませんでした。
駅の地図で探してもよくわからないので、駅員さんに尋ねてみると、「一緒に行こう」と言われ、慌てて「いや、1人で行きたいんです。場所を教えてください。」って言いました。
すると、「右に進むとビーチに出るからそしたらイタリアに向かって真っ直ぐ歩け」だって。
このままイタリアに入っちゃったらどうしよう・・なんて思いながら歩いて15分くらい。
やっと小さなジャンコクトー美術館を見つけました。
この美術館は彼自身がデザインしたもので、すごく可愛かったです。
ところが、美術館は12時から14時までお昼休みで閉まってしまうの。
私が着いたのは12時。
地図もないところでウロウロ2時間暇つぶすのはすごく酷でした。
でも帰るわけにはいかないしね。2時間待って、ようやく入れたよ。
ビックリするくらい小さな美術館だったけど、建物や壁の絵など全てが彼の作品なので、なんだか楽しかったです。

そんな感じでなんとかニースに戻ると、まだ夕方だったので、
シャガール美術館に行きました。
途中のバスの中で絵描きさんと仲良くなり、美術についての色んな話を聞きました。
彼はアンチーブのピカソ美術館をすごく勧めてくれました。結局行けなかったんだけどね・・。

この日もすっごく疲れたなぁ・・・。
もう1つの枕は足枕になりました。

ニース旅行 /01.September

ニースから帰ってきました。
私の1人旅を報告するね。
31日は結局夜遅くまでみんなと飲み明かし、9月1日の朝、一睡もしないまま空港へ。
どうにか無事にニースの空港に着いたけど、そこからが大変でした。
ニースの中心まで行くバスに乗ったのに、その後間違えて折り返しのバスに乗ってしまい、危うく再び空港へ行ってしまうところでした。
交通費かなり無駄になっちゃったよぅ・・・。
結局地図を頼りに30分くらい歩いて、ニース・ヴィル駅までたどり着き、バスに乗って早速マティス美術館へ。
すごく綺麗なとこだったよ!!建物も素敵☆
かなり満足して駅に戻り、今度はホテルを探しました。
予約してあったホテルは3ツ星で結構綺麗なところでした。
シャワーもトイレもちゃんとついてるしね。
しかも1人で泊まるのになぜか2人部屋でダブルベット。
寂しく寝ました。もう1つの枕は抱き枕になりました。

なんだか最初から波乱万丈ですっごく精神的に疲れたかも。バスの中で寝ていて、座席から落ちそうになり、おばさんに助けてもらったり、ホテルの代金でトラブルがあって結局お父さんのクレジットカードの頼りになっちゃったり・・。
あぁ、大変。

30.August

今日は授業が最後の日。
ちゃんと修了書をもらったよ。授業の後半はフェスタ!
みんなでお菓子やバゲット、飲み物を持ち寄ってミニパーティをしました。
クラスのみんなにアドレスを書いてもらったり、写真撮ったりで楽しかったです。
これでお別れなのか、と思うと切ないね。

午後は普通にショッピング。
本当はエロティック美術館に行こうと誘われていたんだけど、こんなためにパリに来たんじゃないもん!!
その美術館はピガールというパリ一の歓楽街にあって、中身もその名前のとおり。
男の子2人で行くとゲイみたいだから・・・なんて言ってたけど、彼らは結局男3人で行ってきたみたいです。
感想を聞くと内容は凄かったらしく、私は行かなくて正解だったみたい。少しヘコんでいたよ。

彼らがエロティックアートを鑑賞していた頃、私はコンコルドですっごく可愛いおもちゃ屋さんを見つけました。
フランスのゲームみたいなのもあったし、見てるだけですごく幸せな気分☆
おとぎの国に迷い込んだような感じでした。メルヘンだったよ。

夜は寮の人たちとフランス料理でお別れ会。
先生のおごりでした! 有名な高級レストランとかではないけれど、とっても可愛い雰囲気のお店でムニュを楽しみました。
ワインも普通に飲んだけど、なぜかかなり酔っ払ってしまったみたい。みんなとお別れっていうのもなんだか寂しいよね。
パリ生活もホントにあと少しなんだなって実感しました。
でも、そんな中、今日また日本から葉書が届いて嬉しかったです。早くみんなにも会いたいな☆☆

モンマルトル /29.August

昨日の夜遊びにもかかわらず、すっごく真面目に授業を受けました。
こんなにやる気で望んだのは初めてかもってくらい。

午後はモンマルトルへ。
アメリのカフェや野菜屋さんなどをまわってみたいという男の子を2人、アメリコースを案内しました。
これで私は3回目・・・。
でもカフェ・ド・プーランはバカンスに入っていて残念ながらお休みでした。
でも野菜屋さん行けたから良かったよね。
モンマルトルでクレープを食べて、今度はモンパルナスに移動。ベタに映画で「アメリ」を見ました。
やっぱり楽しいね。しかも映像がすっごく綺麗だし。
なんだかんだで寮に帰ったのは夜の10時くらい。
けっこう歩いたし、少し疲れちゃったかなぁ。

28.August

今日は授業をサボって朝からルーブル美術館。
あんまり興味がなかったんだけど、パリに1ヶ月滞在しててルーブル行かないのもなぁ・・なんて。
でもすごく面白かった! 今、アフリカ・オセアニア博物館からも彫刻や工芸品が来ていて、色んな文化や部族の美術を見ることができます。

午後はシャンゼリゼで、OECDで働いている方と会いました。1回パリに来たばかりの頃に会ったから2回目です。
おいしいクレープ屋さんに連れていってもらい、リンゴのシードルを飲みながら、また有意義なお話を聞きました。
なんか、いつも「頑張らなきゃ!!」っていう気にさせられます。
すごいんだもん、その人が。

そのあとシャンゼリゼをうろうろしていると、
なんと日本の友達にバッタリ☆ご両親も一緒でした。
こんな所で会えちゃうなんてね、ほんとにビックリしたよ。
ハーゲンダッツのサロン・ド・テに入って久しぶりに話してすごく楽しかったよ。
びっくり出会い記念写真も撮りました。

夜はロシア人タティアナの家で寿司パーティ!!
家がお寿司屋さんだという日本人もいて、にぎりや巻物、天ぷらがたくさん☆
タティアナはロシア料理を作ってくれました。
コロンビア人の子はティラミスを作ってくれたよ。
私はお抹茶の道具一式持っていったので、ティーセレモニーを披露しました。
その他、おいしいワインやキャビアなどをのせたバゲットなどフランス式パーティを楽しみ、夜の12時をまわっちゃった。
そして、ガテマラ人アルマンドとアメリカインディアンのラメシュ、日本人の男の子と私の4人で踊りに行こうと繰り出しました。
でもディスコテックにはあまり人がいなかったので仕方なくカフェに入ることに。
おおきなランプみたいなタバコがあって、上に甘いフレーバーをのせて水で吹かす感じ。珍しかったです。
すっかりハマってしまって、一時的に咳が悪化しちゃったよ。またバカだな、私。
でも宗教についてとか、将来についてとかかなり話すことが出来て面白かったです。
寮に帰ったのは夜中の2時。すっかり夜遊びだけど、でもこんな日があっても良いよね。
すごく刺激を受けた1日でした☆☆

27.August

パレドドーキョーまで市立近代美術館を見にいってきました。
マティスの「ダンス」の部屋とかがあって面白かったけど、現代美術はかなりわからないかも。
期待していったわりにはイマイチだった気がします。

夜は、マドレーヌ寺院にオーケストラコンサートを聴きにいきました。
教会でやるので、音響は悪かったけど、
でも立派なオーケストラを気軽に聴けるなんて素敵です。
チケットは15ユーロ。日本円で1600円強くらい。
大きな天井に素敵な絵を見ながら、音楽に癒されました☆

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