Voyage avec ma mere (Paris et Amsterdam)

10月14日から24日まで、母と2人でパリとアムステルダムへ旅行しました。
パリは去年の夏 私が留学していたので、街の大体を知っていたけれど
アムステルダムは全くの初めて。
オランダ語にとまどいながらも、海外が初めての母と旅行を楽しみました。

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Je suis content ! (満足だ!)

パリのホテル「Andre Latin」
  日本から自分で探して予約したホテル。条件は、@留学時の教室の近くである
  リュクサンブール〜カルチェ・ラタンであること。
  A本数が多くて便利な24か27番のバスが近くに止まること。B料金が安いこと。
  これを全部満たしてたから予約してみたんだけど、とても可愛いプチホテルでした!

  ホテルの人もとても親日的で、日本語を勉強しているお兄さんがいました。
  カウンターで頑張ってフランス語で話す私に対し、日本語で応えるお兄さん・・。
  しばらくは私も意地張って下手なフランス語を通していたけど、
  最後は日本の「おかき」を プレゼントしました☆ ボナペティ!って紙に書いてね。

シャンゼリゼ近くのクレープ屋さん
  去年の夏、OECDで働いている人に連れていってもらったお店。
  シャンゼリゼ通りのスウォッチの角を細い道に入って50メートルくらい直進。左手にあります。
  ブルターニュ地方のクレープをお店の真ん中の円状に並んだ鉄板で焼いてくれます。
  お店の雰囲気も木造で温かく、自家製のシードル(りんご酒)がとってもおいしいの☆

  あの時は、「ちゃんと勉強進んでる?」って聞かれて、
   「すいません。今日は今まで学校さぼって美術館行ってました」って白状した思い出のお店。
  絶対お母さんを連れていきたかったの! パリ到着2日目に遂行。やっぱりおいしかったよ。

ムーラン・ルージュ
   お母さんと観に行きました。ショーの前は、エッフェル塔でディナーをして、
   合席のメキシコ人夫婦と 仲良くなりました。
   ムーラン・ルージュは有名なキャバレーだけど、いわばストリップショー(笑)。
   パリジェンヌの綺麗なヌードを堪能しました。
   でもホントに衣装やダンスがとても趣向に富んでいて 「芸術的」で、素敵な舞台でした。
   合間にはジャグリングや手品も入り、大満足。
   ホテルに着いたのは夜中の2時すぎで、さっそく寝不足だったけどね。

ジャン・コクトー展
   ポンピドューセンターで思いがけずやっていた。
   日本での展覧会は見たけど、これを見ないわけにはいかないってことで、
   約半日をここに捧げました。その間、お母さんは出張でパリに来ていたお父さんと再会。
   コクトーの手がけた舞台の展示がたくさんあったこと、彼の手紙や写真が豊富だったこと、
   彼のデザインしたピアノがあったこと これがとっても良かったです。

   「大人向け」と表示の書かれた一角を曲がると、小さな空間に彼の「エロティック」シリーズ。
   さすがにこれはビックリしました。少しは見たことあるけどね。「・・・・。」って感じでした(笑)

友達 
   パリでパティシエとして働いている友達に会って来た。
   彼女がケーキを作っているレストランでランチをし、ケーキは彼女の家でいただいた。
   レストランに行ってみてビックリ!パッシーにある「ボワシエ」という老舗。
   マロングラッセ発案者のお店です。店内もとっても素敵だった。
   彼女がお世話になっているというムッシューまで顔を出してくださいました。

   私はとっても彼女を尊敬してます。今回はもっともっとその気持ちが強くなりました。
   それにね、彼女の家は16区のアパルトマンで、「パリ生活」だなんて
   一見華やいでいて素敵だけど、確かに素敵なお部屋だったけど、
   想像できないくらいの苦労を垣間見た気もしました。
   とにかくこれからも応援したいです。

ジヴェルニー  
   モネの家と、睡蓮の池などがあるところ。モネはずっと花を絶やさなかったそうで、
   今も家のまわりは色とりどりのお花でいっぱいで夢の世界にいるみたいでした。
   でも前日に霜がおりてしまって、大きな花ほどしおれていたりもしたけどね・・。
   家の中はモネが収集した日本の浮世絵などがたくさん!
   これにはホントにビックリでした。かなりの価値があると思います。
   それに比べて、飾ってあるモネの絵は一目見てニセモノばかり(笑)
   マルモッタン美術館とオルセー美術館に行ったことあればすぐわかります。

   「睡蓮」の絵のテーマとなった日本庭園はとても素敵で、まるで絵に描いたように
   ポイントで紅葉があったり、水に柳の葉が映る風景など・・。素敵すぎました。
   いつかもう1回ゆっくり行きたい。 今度は春がいいな・・。

チェス盤
   ちゃんとしたチェス盤を持っていない弟に買ってあげたくて、
   アンティーク系のおもちゃ屋さんを探しまわってたんだけど、やっと見つけたの!
  モンパルナス界隈の小さなお店で、ベルの鳴る扉を開けると おばあさんが2人。
  周りを見ると、飾りたくなる感じのアンティーク調のゲーム盤が並んでいて、
  その中にとても良い感じのチェス盤が・・。
  おばあさんに相談しながら、結局飾ってあるのをそのままもらうことに。
  値段は70ユーロくらい。ちょっと高いけど、それなりだよ。
  ただ 弟は私が帰国する前日にチェスの試合でマレーシアに飛んでしまいました。
  せっかくだから持って行って欲しかったんだけどね。

アンネ・フランクの家
  このためにアムステルダムに行ったようなもの。
  やっぱり行って良かった。すごく心がジーンとしました。
  私が解説をしながらお母さんを案内していたけど、途中ですごく切なくなった。
  ここに何十年か前はホントにアンネ達が暮らしていたのかぁ・・って思うと
  なんともいえない気持ちです。
  それだけ心を動かすものが、この空間にあると思いました。

昔のハンドベル
  アムステルダム歴史博物館で、むかし教会で使っていたハンドベルの展示が。
  ちゃんと曲が演奏できる形で、その当時の形式だったペダルにつながれていました。
  ホントは触っちゃいけないんだろうけど、誰もいなかったので鳴らしてみた。
  この頃もメロディーラインだけじゃなくて、かなりの曲が演奏できるのね。
  他の教会のベルも録音テープで聴くことができて、楽しめました。

 

C'est dommage. (残念・・)

バトファーとクイーン
  パリに留学中の友達と行こうと思っていたクラブ(ディスコテック)です。
  バトファーはセーヌ川に船を浮かべてクラブスペースになるところで、
  去年の夏とても楽しかったから、また行きたかったんだけどな・・。
  クイーンはソルボンヌのクラスメイトが勧めてくれたクラブで
  シャンゼリゼ通りのど真ん中にあります。ゲイが多いらしいけど、
  それもかなり興味アリじゃない!?

  とにかく友達の行方が掴めなかったのと、私も暇がなかったのとで断念。
  彼はルーブルリヴォリ辺りにホームステイしてるらしいんだけど、
  パリの友達もまだ誰も彼を目撃していない・・。
  生きてるのかなぁ??

プリンセス タム・タム
  パリでよく見かける下着ショップです。
  今回、パリのほうが安いので下着を何枚か買おうを思ってたんだけど、
  パリジェンヌは一体どういう下着つけてるのよっ!
  半分以上は透け透けのものか、Tバックでとても買えませんでした(笑)
  それでもよく探したら普通のがあるだろう!と決心して行ってみた時は
  お店が閉まってたし・・。 どんまい、私。

アムステルダムのホテル 「レンブラント・レジデンス」
  ホテルの条件は、@運河沿いであること。A料金が安いこと。
  肝心なことを忘れていました。ホテルが運河沿いであっても、
  部屋が運河沿いだとは限りません。
  しかもかなり大きめのホテルだったからサービス悪かったなぁ・・。
  安いホテルを求めるなら良心的でアットホームなプチホテル、
  大きなホテルに泊まりたいなら、それなりの値段のホテルのほうが
  良いと思いました。

 

les autres (その他)

pomme
   フランス語でpommeはリンゴ。レストランのメニューで若鶏のグリルを頼んだ私は
   添えつけにpommes noisettes って書いてあったのを見ました。
   「リンゴを何かにしたのが添えてあるのかな」と思いきや、フライドポテト!
   辞書で調べたら、確かにフライドポテト。
   他のレストランのメニューを見てもそうでした。 また1つ成長したな。

寒い!
   パリもアムステルダムもとにかく寒い。
   寒がり屋の私はとっても大変でした。現地でもセーターなどを買い足し、
   かなり防寒対策ができてきたかも・・。
   でもこの寒さのせいで私の機嫌が悪くなり、お母さんを困らせたりもしました。
   沖縄の人がおおらかだってよく言うけど、ほんとそうだと思います。

アムステルダムの家
   なんか密集して建っているせいか、ゆがんでいたり傾いていたりっていうのが多かった。
   大丈夫なのかなぁ・・。
   でも昔からアムステルダムが得意とする建築方法っていうのはホントだった。
   私が泊まったホテルもそうだったし。
   家を表と裏の部分に分け、中に庭園を作ることで自然採光をしようとするもの。
   アンネの家も新築されてそうなっていたし、アムステルダム歴史博物館もそうでした。

 

・・そんな感じの10日間。
親を2人で旅行するのもとても良いものだと思った。
色んな想いや、自分の中での成長があったかな。

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