MIXPINKは春休みを利用して東京下町を都電荒川線に乗って散策してきました。
都電荒川線とは三ノ輪橋〜早稲田間(12.21キロ)を約50分で結ぶ路面電車です。
都電荒川線の歴史は昭和49年から始まるとのことです。そもそも都電として明治44年に創業し、その後昭和30年代からの自動車の普及に押され昭和42年から47年にかけて廃止されていく中、この区間だけが都電荒川線として残ったのだそうです。
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都電荒川線の普通運賃はどこまで乗っても大人160円、子供80円です。
お得な一日乗車券もあって大人400円、子供200円です。3回乗れば元が取れるので、今回はこの一日乗車券を買って、まずは大塚駅から三ノ輪橋方面行きに乗車しました。
ちなみに13,820円で片道一車両貸し切りもできるそうです。
車両はワンポックスり1両編成です。電車マニアの方ならこの型は7000型なんて、両津勘吉のように盛り上がるのでしょうが、残念ながらMIXPINK代表は路線マニアではあっても車両マニアではなかったのでした。(詳しく知りたい方はコチラをどうぞ!!
というわけで日曜の午前、車内は程良い混み具合で、まずは大塚駅を三ノ輪方面へ向け路面電車はトロトロと走りはじめました。と思いきや駅でもないのに交差点で停止。そうなんです!荒川線は電車なのに車と同じように赤信号だと止まらないといけないのです。
庚申塚駅にはホームに甘味処のお店があって下町のあんみつなどでひと休みして、また電車の旅が続くのです。 飛鳥山公園の桜は、まさに見頃を迎えようとしているところで、出店もたくさん並び花見客が集まりお祭りのようです。
荒川線梶原駅付近には「都電もなか」なる名物みやげがあるという情報を聞きつけて訪れた「菓匠明美」という和菓子屋さんです。中に入ると、ありましたありました都電をかたどった、もなかです。
もなかは、ひとつひとつパッケージングされていて、またそのパッケージ自体が紙の都電模型になっているのです。 10個入りだと車庫に入ります。
なかなかのアイデア商品です。
詳しくはコチラ
荒川線沿線の商店街や路地などは、映画やテレビドラマのロケ地としても数多く利用されているとのこと、古くは中村雅俊主演の青春シリーズをはじめGメン75、金八先生などなど、昭和50年代頃の雰囲気がまたまだたくさん残っています。
お昼になったので、とある中華屋さんでランチタイムです。なんとこの店の女将さんは中国の方で、幸運にも本場中国のラーメンと餃子(焼きと水)を食べることができました。
おいしくて、つい夢中で食べてしまい写真を撮るのを忘れてしまったよ!!肉厚の餃子でした。
3テーブルしかなくて、私たちの他には、野球帰りの親子と近所の老夫婦がいました。ほんとうに地元の人たちのお店です。
子ども達は、はじめのうちは喜んでいましたが、しだいに、せっかく東京に来たのになんでこんな田舎みたいな所を巡るんだ!!とブーブー言い始めました。 写真ではわかりにくいですが、けっこうな勾配を登る場所もあります。
ちなみにタイトルに載せている黄色の車両に乗り合わせるとその日はいいことがあるという謂われがあるんだってさ。
鬼子母神にある日本一古いと言われているの駄菓子屋さんです。鬼子母神の境内にあります。
この一角は、ほとんど東京という気がしません。ぽっかり空いた、のどかな空間でした。
駄菓子屋でよっちゃんイカとラムネをゲットして境内てしばし休憩。
ハトやネコもくつろいでいます。
それでも、子ども達は「もういいよ、早く表参道ヒルズ行こうよ。キディランド行こうよ」と相変わらずブーブー言ってました。
■都電荒川線についての詳しいサイトを以下に紹介しておきます。
●都電荒川線ホームページ
●都電・都内の路面電車
●東京都電車