福島県福島市を南北に縦断する阿武隈川が流れる岡部地区の親水公園は毎年10月下旬になると白鳥の飛来地として脚光を集めます。市街地に飛来する場所は全国でも珍しく冬場の観光地として子供からお年寄りまで多くの人で賑わいます。

広い駐車場も整備され「親水公園」という名称で親しまれています。 最盛期には700羽から800羽の白鳥が集まるといわれています。
ここには白鳥の他にも鴨も大群を成していてほとんど人間を警戒していません。手渡しでエサを与えることができるのです。最盛期には700羽から800羽の白鳥が集まるといわれています。 ここは福島市観光課が管理していて米やパンを餌として与えています。一日あたり50kg〜60kg餌を与えているそうです。
鳥達はここで冬を越して、3月にはまたシベリアへ帰って行くのです。
どこかのおじさんが鳥たちに餌を与えていました。ふと見るとおじさんの足元の袋の中から猫の頭が覗いているではありませんか。
話を聞いてみると、「普通だったらとびかかって行くのに、あまりの鳥の多さにビビっちゃってんだよ。」と言っていました。
確かに猫はちょっとバツの悪そうな表情をしていました。
■福島市岡部親水公園
●住所:福島県福島市岡部
●公共交通機関:JR福島駅東口より福島交通バス「文知摺・保原」方面行き乗車、「岡部」で下車。白鳥渡来地まで徒歩5分。福島市小鳥の森まで徒歩15分。車利用の場合は、共に大きな駐車場がある。
●お問い合せ
福島市観光課 024-525-3722
※2001年12月現在のデータです。
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