2002年の正月に初詣に宮城県青葉区の作並温泉の山中にある定義如来(じょぎにょらい)西方寺に行ってきました。ここは縁結びや子授けの所として有名で一生に一度の願なら必ずかなうと言うことです。
ここは壇ノ浦で破れた平貞能がこの地に逃れて来て建立したと伝えられています。
参道には出店や食堂がずらりと軒を連ね、年中を通じて多くの参拝客でにぎわっています。昔ながらの観光地らしい風情です。
まずはお参りを済ませます。 縁起物や地元の特産品などが売ってます。
お参りのあとは、お食事タイム。門前の食堂に入ると、2階に案内されました。そこは畳の広間になっていて、テーブル代わりにこたつが並んでいました。なんとも、のんびりした、いい雰囲気です。さて肝心のメニューはというと、実はここ定義如来は、「三角油揚げ」で有名なのです。当然われわれの目的も、この名物あぶらあげにあったのであります。
注文したのは、きつねうどん、味噌田楽、油揚げの煮物、焼きおにぎり。ざっと以上の精進料理の品々。どれもが奥深い味わいで文句なしにうまいです。豆腐好きには感動ものです。
参道では、油揚げを炭火で焼いて売っています。このおじちゃんの油揚げは最高でした。店で売っているにんにく味噌を「特別サービスだ。あぶらげに塗って食って見ろ。」と言われたとおりに食ってみたら、んもぉぉぉ、たまらん!こんなうまい油揚げ、ちょっとないっす。ほんとに。
ここの油揚げは、豆腐を揚げたあと、いったん湯とおしをして、だし汁に浸けているようです。それを炭火で焼いているのです。あつあつの油揚げをハフハフしながら噛みしめると、あまじょっぱいたれの味が、しあわせいっばい口の中に広がるのです。 西の武蔵丸が油揚げなら、東の曙は、この焼きおにぎり。そこいら一帯は、味噌のこげる香りで、食欲そそりまくり空間と化しているのでした。
とどめに、もういっちょう味噌田楽。それとおみやげには定番の三角あぶらあげ。もちろん揚げたてをその場で食べられます。
店の前では、あつあつのあぶらあげを食べる人々。

■アプローチ
●交通/仙台市営バス:JR仙台駅西口バスプール10番乗り場より定義行き約70分,終点定義バス停下車
●自動車:東北自動車道・仙台宮城インターをおり約40分。

■お問い合せ
●お問い合わせ/定義如来 西方寺  
URL:http://www.johgi.or.jp/
〒989-3213      
仙台市青葉区大倉字上下1
定義如来 西方寺   
Tel 022-393-2011
FAX022-393-2013
※データはすべて2001年10月現在のものです。
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