MIXPINKが、なんで東京日暮里なの?とちょっと不思議に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、まぁあまり深く考えなことにして・・・。
ということで今回は、東京都荒川区日暮里にあるご存じ駄菓子屋横町です。いよいよ、日暮里駅前開発事業が決定され、もうこの風景もなくなってしまうと聞き、記録に残そうとやってまいりました。
今回のわれわれの目的のひとつ、「植田のあんこ玉」。昔なつかしい下町の味として、人気再燃中。
早く行かないと、午前中に売り切れてしまうのだ。今回は10箱も買い占めたのだ。あんことまぶしたきな粉が絶妙なのです。
日暮里駅東口から1本通りを入った長さ20mほどの横町の路地の両脇にひしめきあうように駄菓子屋さんが並んでいます。ここがたびたびテレビ等で紹介されて近年脚光を浴びている「駄菓子屋横町」です。その昔は、上野・錦糸町とならぶ3大駄菓子問屋街のひとつとして、最盛期には120店舗ほどを擁し、全国の駄菓子屋へ卸していたそうです。
●●●●●
さすがに人気のスポットというだけあって、すごい人だかりです。ほとんど竹下通りかアメ横かという状態です。駄菓子の他に、縁日的なおもちゃもたくさん売っています。
でも、基本は問屋ですので、原則として小売りはしてないようです。「紋次郎いか」などは一缶単位、モーニング娘やとっとこハム太郎などのキャラクタカードなどは一束単位での販売です。といっても卸値での販売なので、安いです。ちなみにハム太郎カードは一束450円、しかもガムのおまけ付き。子供たちはおおよろこび、さっそくカード交換をしていました。
しかし、駄菓子屋さんの軒先に並ぶモーニング娘の写真が、何故か昭和30年代頃のアイドルキャラクタに見えてしまうから不思議なのです。
猫の「チータ」。この路地のアイドル的存在。平気で商品の上を渡り歩いている。
長屋の軒を連ねた空間の楽しさがまた消えてしまうのは、なんとなく寂しいですね。
■日暮里「駄菓子屋横町」
荒川区西日暮里2丁目付近
JR日暮里駅から徒歩1分

MAPFAN日暮里駄菓子屋横町