福島県小野町にある株式会社タカラの工場「リカちゃんキャッスル」です。
ここは、リカちゃんをはじめとしたソフトビニール人形のミュージアムであり、またリカちゃん人形の製造工程を見学できるオープンファクトリーなのです。
キャッスルという名だけあって、そのいかにもメルヘンチックな外観は、阿武隈の山間に異彩をはなっています。入口を入ると正面には、ドーンと電動リカちゃんが立っています。スイッチを押すとリカちゃんはそのでかい体を左右にゴトゴト回転させながらお出迎えのメッセージをしゃべりはじめます。
これには子供たちもやや引き気味です。
受付で入場料を払い、ピンクの階段を登ると、2Fはミュージアムになっていて、初代から現在までのさまざまなバージョンのリカちゃんが所狭しと展示されています。
1967〜1971
初代
1972〜1981
2代目
1982〜1986
3代目
1987〜現在
4代目
1992(限定)
5代目
ちなみに、わたしが持っているのは、2代目リカちゃんでした。
体型の変遷がわかります。年代と共に足が長くなりバストアップして、顔もシャープに変化しています。
ダンシング
リカちゃん
ピンクハウス
リカちゃん
ANA
リカちゃん
ゴージャス!デラックス?スペシャルバーション
00
パフィだぜい。
せがた三四郎
絶頂期の吉川ひなの
セーラーから
ブルマまであるぞ!
アイドル、キャラクタシリーズ。パフィを賞賛しているうちのだんなさまは、えらく感動して、これを売ってくださいと1Fの売店に詰め寄っていたが限定品ですでに完売していて、あれは展示品なので売れないとのことで、ショックを隠しきれない様子でした。 ブルマ姿で後ろでコケてるのが、なんともあやうい。・・・だんな談
男の子向けには、チョロQがいっぱい展示してあるよ。 2Fの売店では、リカちゃんのボディや着せ替え用パーツが売っています。好きに選んでオリジナルリカちゃんをGETできるシステムです。
2Fフロアーからは、1Fにある製造工場も見学できます。おねえさんたちが、リカちゃんのドレスを作っているのが見えました。
1Fにも、売店があります。こちらには、市販しているリカちゃんとドレスが勢揃い。子供たちは目移りして何が欲しいのかわからなくなっていました。それでもうちのだんなさまは、「ヨシキやひなのは売っているのになぜパフィは売ってくれないのか」とぼやいていました。
「リカちゃんの椎名林檎もぜひ出してほしい」とも言ってます。
■リカちゃんキャッスル
◆所在地◆ 福島県田村郡小野町小野新町中通51−3
(TEL 0247-72-6364)
◆概 要◆
休 館 日 …… 毎週月曜日 夏季、年末年始は特別休暇あり。
開館時間 …… 午前9時〜午後5時(入館は午後4時まで)
入 館 料 …… 大人500円/こども(小中学生)200円 (幼児は無料)
駐車場……150台(無料)
交  通 …… JR磐越東線小野新町駅下車徒歩約10分。
または、車で磐越自動車道小野インター下車1つ目の信号を右折、5分。
【アクセス】東北自動車道郡山JCTより磐越自動車道へ。
小野ICから約1km
※データは2002年4月現在です。

MAPFANリカちゃんキャッスル