福島県相馬市松川浦は宇田川と小泉川の河口にできた潟湖で県立自然公園に指定されています。
小島が点在している美しい内海では、海苔やアサリの養殖が行われていて、潮干狩りや舟釣りなど年中楽しむことができます。今回、われわれは真夏の潮干狩りに挑戦してきました。

潮干狩り場に到着。まずチケット売り場で大人1000円、子供500円の入場券を購入します。 チケットを買うと、熊手と捕った貝を入れるための網袋を渡されます。時間は営業時間内なら無制限なのですが、捕獲量は大人2kg、子供1kgまでとなっているのです。
桟橋を渡って潮干狩り場へ入ります。
いよいよ現場到着。アサリの捕獲開始です。潮干狩り初体験の子供たちも周りの状況から何をするのかを理解したらしく何も教えなくても熊手で砂を堀り、見事にアサリを見つけていました。干潟よりも水に浸っている砂を5cm〜10cmほど掘り返し、その中に手を突っ込んで探すとよく捕れます。大人はしだいに夢中になりますが、子供たちは、アサリの他にもヤドカリやエビをつかまえて遊んでいました。
1時間ほどで大人のネットはほぼいっぱいになりました。子供たちもそこそこ捕れたようです。「潮干狩り楽しかったナ〜」と言ってました。
持参したペットボトルに海水を入れて家に帰り、バケツに捕ったアサリと一緒に入れて一晩、砂出しをします。次の日の朝食には、さっそくアサリのみそ汁を楽しみました。子ども達は、「あっこれは私が捕った貝だ」と一個一個確認しながら食べていました。
夜は酒蒸しかバター焼きにでもしてキンキンのビールで食べようと思うのです。
相馬市松川浦潮干狩り
●入場料 一般1000円・子供500円
●時期
3月末より8月末日
●アクセス
◎JR利用の方は、相馬駅下車。福島交通相馬営業所前から松川浦方面行のバスに乗車。15分で松川港下車。目の前が潮干狩場です。
◎福島・白石方面からの方は、相馬市街を通り、国道6号線を横断して、県道松川浦公園線を東へ6km。
◎国道6号線からの方は、県道松川浦公園線を東へ6km。
無料駐車場有。
※2002年7月現在のデータです。

MAPFAN松川浦潮干狩り