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3月のポカポカ陽気の土曜日の朝、フルーツファームカトウさんから、「相馬で海の幸まつりをやってるんだって。タダでカニが食えるんだって!!」という電話が入り、「ぬぁに!!タダでカニ?」「行ぐべ!!」とふたつ返事で即、出発。 ちょうどお昼時に到着した「相馬原釜漁業協同組合水産物直売センター」前には、行列ができていました。 ・・・「これだこれだ!」とわれわれも加わります。 |
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待つことしばし、いよいよ順番が回ってきました。アツアツの汁椀をいただいて仮設テントの中で、いざハフハフ・・・「うん!うまい!!」「?!」「しかし」「カニはどこ?」「カニが入ってないぞ?」 |
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「カニ鍋じゃないんですか」と大鍋で汁をグツグツ煮ているおじさんに訪ねると「カニでねェ、カニでねェ。タラだ。タラ!」「カニは先月だ。今月はタラ鍋だ。」なんでも「10月が鮭」「11月がドンコ」「12月、1月がアンコウ」「2月がカニ」で「3月がタラ」となっているとのこと。「ほら、もっと食え。」と出来たてのタラ汁のおかわりをくれました。「先月はすごかったぞ、ずっと向こうまで行列ができたんだ」と埠頭の方を指さしました。やはりカニの人気はスゴイのだ。 | この日はカニ汁はなかったけどカニ飯を300円で販売してました。これとタラ汁の絶妙なコンビネーションを存分に味わうことができました。 |
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タラ汁とカニ飯のあとは、直売センターで晩のおかずを物色。「ねえちゃん。安くすっから買ってって」と商売上手なおばちゃんたちが威勢のイイ声をかけてきます。ここで物怖じしちゃダメ、買ってもいいかな思ったら「もっとまけて」と元気よく値切ること。浜のおばちゃんたちは愛嬌に弱い「おねえちゃんに言われちゃ、しょうがない。んじゃコレとコレとコレも付けっから」と「青海苔」とか「わかめ」とかをおまけしてくれます。 ちなみにうちのダンナさんは、このおまけの青海苔が大好物、ポン酢で和えたり納豆と和えたりして今の季節、熱燗の肴にしています。 |
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直売センターの近くには、魚屋兼食堂が並び店頭では、炭火でカレイ、サバ、ドンコ、エビなど旬の魚を焼いて売っています。このあたりは魚を焼くイイにおいが充満しまくってます。 |
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直売センターの裏は漁港になっていてたくさんの漁船が停泊していました。写真は、海の男を気取る、ビーチ大好きのカトウさんなのです。 |
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相馬大橋を渡ると太平洋が広がります。ビーチに降りて波打ち際を散歩するのもよし。 |
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道路をはさんで太平洋の反対側の松川浦でカニ採りするのもよし。大きめの石をひっくり返すとだいだい1〜2匹のカニが採れます。大量捕獲は漁権がないと取り締まられると思いますが、子どもが遊ぶ程度だったらだいじょうぶでしょう。 |
■相馬原釜漁業協同組合「水産物直売センター」 |
●所 在 地: 相馬市尾浜字追川186-2 ●電話番号: 0244(38)8956 ●Fax番号: 0244(38)6443 ●交 通: JR常磐線相馬駅からJRバス利用、松川浦下車、徒歩5分。 ※データは2004年3月現在です。 ※「海の幸まつり」の日程に関しては、ご確認ください。 |