神奈川県横須賀ドブ板通りは、かつて通りの脇を流れていたドブにたくさんのドブ板が架けてあったことからこの名が付けられたといいます。かつては基地の米兵相手ににぎわいを見せていました。今日では、日本人向けに米軍の放出品を中心にTシャツやジーパン、ワッペン、グッズなどを扱うショップが並びます。ここが発祥の地と言われる「スカジャン」ももちろん健在です。

通りのサインやショップのPOPなどからなんとなくアメリカのストリート的な雰囲気が感じられます。
歩道の石畳には、団伊玖磨、王貞治などの芸術、スポーツ界の大御所から宇崎竜童、阿木曜子、日野皓正やMALTAなどのミュージシャン系まで横須賀になじみの深い各界の有名人の手形が点在しています。
米軍の放出品を扱うミリタリーシヨップです。アメ横の「中田商店」ほどマニアックではないにしろ軍服などは品質も良くリーズナブルだと思います。
Tシャツやジャンバーなども横須賀らしくファンキー。元祖スカジャン(横須賀ジャンバーの略です。)もドハデな物からシブイ物までイロイロあります。
ストリートには米兵とその家族の人達も多く見られました。イラク戦争まっただ中の時なので、アメリカ人にしては、なんとなくHappyさに翳りがあるように感じたのは気のせいでしょうか。 キャラクターキーホルダーのショーウインドーに、くぎつけのわがむすめです。
むすめはまだ、くきづけです。・・・しばらくすると意を決したようで、おもむろにリュックから小銭入れを取り出すと、店のおばちゃんを呼び出し、ゴールドのネコキャラ(ジャンクキティ)のキーホルダーをゲットしていました。その向こうには本物のスカジャンがズラリと並んでいます。 銀物アクセやワッペンも豊富にあります。
浴衣姿のマネキンもシュールです。
ランチはもちろん「よこすか海軍カレー」を食べました。横須賀がカレーライスの発祥の地だというだけあって、なんとも品の良い懐かしい味でした。目玉焼きのサンドイッチもセットされていてけっこうなボリューム。お店自体も観光客向けというよりもこの地を利用する人たちの生活のためという本当に地域に根ざしているイイ感じでした。
■ドブ板通り
●所在地
〒 238-0041 神奈川県横須賀市本町
●アクセス
横浜横須賀道路横須賀ICから本町山中道路・国道16号を3km
京浜急行線横須賀中央駅から徒歩10分、または汐入駅から徒歩5分
●駐車場 無
※データは2004年3月現在です。