AM/FM/短波ラジオ用 受信ブースター の販売

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ラジオに外部アンテナ端子がなくても、外部アンテナが使える受信ブースター!


■ 特長

 ★ AM受信用 パッシブ ループアンテナ にも直結!

 ★ メーカー製 屋外アンテナ にも直結!

 ★ 非同調型アンテナが使える抜群のリニアリティー!

 ★ ACアダプタ対応!

 

■ AM/FM/短波ラジオ用 受信ブースターとは?

 ラジオに、外部アンテナを取り付けるためのアンプです。これ1台で、AM/FM/短波 をフルカバーします。もちろん、「AMだけ」 「FMだけ」 「短波だけ」 のような使い方も出来ます。

 受信状態を改善するためには、外部アンテナが最良の手段です。ところが、外部アンテナ端子を持つラジオは少数派です。この受信ブースターは、ラジオの周囲で受信波を電波にして再送信しますから、ラジオに外部アンテナ端子は不要です。これでどんなラジオにも、外部アンテナが取り付けられます。

 受信ブースターで作り出した電波は強いですから、ラジオの感度が悪くても、よく入るようになります。アンティークラジオなども、実用になります。

 

■ 受信ブースターの使い方と効果

 「百聞は一見にしかず」 です。動画を用意しました。動画は6分30秒もありますが、使い方や効果がご覧いただけます。

→ YouTubeで、動画をみる

・ 動画のシナリオ

 まず、屋外に設置したメーカー製外部アンテナ(第一電波工業 D303)を使ったAM(中波)の受信です。ここでは、接続などを含めてご覧いただけます。受信ブースターをOFFにしたとき 27[dBμ] でノイズ混じりの放送が、ONにすると 64[dBμ] になりノイズも消えて快適に聴こえます。

 次にアンテナを同調型ループアンテナ(TECSUN AN-200)にして、再びAMの受信です。室内では同調を取っても人工雑音が消えませんが、ベランダに出すと人工雑音が消え 87[dBμ] にも達します。ゲイン調整は、パッシブアンテナの同調をとる場合などに役立ちます。

 続いて、FMの受信です。外部アンテナは、前出の D303 を使います。ラジオと受信ブースターを接続するカプラが、AMとは異なります。受信ブースターのON/OFFで、効果をご確認いただけます。

 最後に、短波の受信です。接続などは、FMと同じです。これも受信ブースターをONにすると、きれいに聴こえるようになります。

 

■ 商品説明

本体


写真1.フロントパネル

・ フロントパネル

 写真1が、フロントパネル です。左から順に、外部アンテナ入力,通電ランプ,電源スイッチ 兼 ゲイン調整ツマミ です。

 外部アンテナ入力端子は、ミニジャック(モノラル,φ3.5[mm])です。ここへ外部アンテナを接続します。入力インピーダンスは、高インピーダンスです。同調型ループアンテナも、メーカー製の 50/75[Ω] のアンテナも、そのまま接続します。
 同調型ループアンテナを使う場合は、2次コイル(ピックアップコイル)に接続します。TECSUN AN-200や類似のアンテナは、付属のケーブルがそのままお使いいただけます。
 FMは、市販の八木アンテナや前出のD303などがお使いいただけます。短波もD303などが、お使いいただけます。

 通電ランプには、赤色LEDを使用しています。ここに流している電流は、0.5[mA]@9[V]ほどです。電池でもお使いいただけるように、小さな電流で十分な光量が得られる高輝度タイプを採用しています。電池動作の場合、電池の消耗に従いLEDの光量が落ちます。

 電源スイッチ 兼 ゲイン調整ツマミは、写真の位置で、電源OFF です。時計回りに回すと 電源ON になり、ゲインは最高になります。さらに時計回りに回すと、ゲインが下がります。
 同調型ループアンテナの同調を取るときにゲインを下げると、同調点がよくわかります。またラジオにとって電波が強過ぎる場合、音が歪んだり、無音になった直後に一瞬ノイズが入ることがあります。このような場合は、ゲインを下げて対処します。


写真2.リアパネル

・ リアパネル

 写真2が、リアパネル で、3つの端子があります。左側がAMラジオ用出力端子、中央がFM/短波ラジオ共用出力端子、右側が電源端子です。
 出力端子を分ける理由は、ラジオ本体のアンテナに対応させるためです。ラジオのAMは本体内蔵フェライトバーアンテナで、FMや短波はロッドアンテナです。これらアンテナに最適なカプラ(受信ブースターとラジオの結合器)を用意しています。

 AMラジオ用出力端子は、ミニジャック(モノラル,φ3.5[mm])で、AMラジオ用カプラ を接続します。出力インピーダンスは、50[Ω]です。同調型ループアンテナをご使用の場合は、受信ブースターはアンテナの近くに置きますので、この端子からラジオまで、同軸ケーブルで受信波を伝送します。前出 D303のような外部アンテナをご使用の場合は、カプラを受信ブースターに直接取り付けることも出来ます。

 FM/短波ラジオ共用出力端子には、FM/短波ラジオ共用カプラを直接取り付けます。このカプラへは、同軸ケーブルで伝送ができません。このことから受信ブースター本体は、ラジオのそばに置いて使います。

 電源は、6〜15ボルトの範囲でお使いいただけます。電源電流は、最大 10[mA] ほどです。ゲインが最大のとき、電源電流も最大になります。
 電源ジャックは、中心電極が プラス です。ジャックの形状は、中心電極の直径が 2.1[mm]  で、外周電極の直径が 5.5[mm] のもので、「DCジャック」 などと呼ばれます。複数のメーカーが、同一形状で供給している規格品です。
 ACアダプタでもお使いいただけますが、必ず 「トランス型」 をお使いください。これ以外に スイッチング型 がありますが、これは雑音が多くお使いいただけません。

 

■ オプション

 本体以外は、全てオプションにしています。

AMラジオ用カプラ


写真3.AMラジオ用カプラ

 写真3が、AMラジオ用カプラです。受信ブースター出力の電気信号を、電波に戻す働きをします。カプラのループ部分は、強靭な特殊繊維のチューブで耐摩耗性に優れます。これに、ミニプラグ(モノラル,φ3.5[mm])がついています。

 形状は、ネクタイの一種であるループタイに似ています。ひも止めがついており、これでループを絞ってカプラをラジオに固定します。ループの長さは、1[m]弱(96[cm]程度)です。お手元のメジャーなどで同じループを作ってみて、これにラジオが通ればお使いいただけます。

 すでに当方で販売したAMラジオ用カプラをお持ちであれば、同じものですからそのままお使いいただけます。

FM/短波ラジオ共用カプラ


写真4.FM/短波ラジオ共用カプラ

 写真4が、FM/短波ラジオ共用カプラです。受信ブースター出力の電気信号を、電波に戻す働きをします。赤・黒の電線の先端にミノムシクリップがついており、電線の他方にはミニプラグ(モノラル,φ3.5[mm])がついています。

 赤・黒電線の長さは、それぞれ50[cm]です。ロッドアンテナにアルミホイルを巻きつけ、赤または黒のいずれか一方のミノムシクリップでこれをはさみます。他方の電線は、ラジオから遠ざかる方向に置くだけです。

同軸ケーブル(5メートル)


写真5.同軸ケーブル(全長5メートル)

 写真5が、全長 5[m] の同軸ケーブルです。50[Ω]同軸ケーブルの両端に、ミニプラグ・ミニジャック(モノラル,φ3.5[mm])を取り付けただけのものです。ご自身で、お作りになっても良いと思います。

同軸ケーブル(10メートル)


写真6.同軸ケーブル(全長10メートル)

 写真6が、全長 10[m] の同軸ケーブルです。50[Ω]同軸ケーブルの両端に、ミニプラグ・ミニジャック(モノラル,φ3.5[mm])を取り付けただけのものです。ご自身で、お作りになっても良いと思います。

電池ボックス(9ボルト 角型電池用)


写真7.電池ケース

 写真7が、006P型電池ケースです。プラグの中心電極が、プラスです。プラグは、中心電極直径が2.1[mm]で、外周電極が5.5[mm]で、「DCプラグ」 などと呼ばれています。電池は付属しません。ご自身で、お作りになっても良いと思います。なお、電池は別途ご購入ください。

 当方で取り扱いがございませんが、ACアダプタ がお使いいただけます。この場合、必ず トランス式 をお使いください。
 トランス式のほとんどは、出力電流によって出力電圧が変化します。この受信ブースターは僅かな電流しか消費しませんので、出力電圧が高くなります。例えば 9[V] のACアダプタの出力電圧は、実測値で 14[V] にもなりました。公称出力電圧が、6[V] 程度のものをお使いください。商品例を挙げれば、アイコー電子 の VSM-632 などです。
 ACアダプタを使う場合、多少雑音が混じることがあります。このとき電池ボックスをお使いになると、除去できる場合があります。大抵の場合は、ACアダプタで十分です。

 

■ 本体仕様

項 目仕 様備 考
本体の大きさ横幅×奥行き×高さ
6.5×8×3[cm]
突起を含む
本体の重量65[グラム] 
カプラのループ長96[cm]実測値
電源電圧範囲6〜15[V] 
電源電流10[mA]感度最大のとき
電源ジャックφ2.1mm センタープラスリアパネル
アンテナ入力インピーダンス高インピーダンスフロントパネル
AMラジオ用出力インピーダンス50[Ω]リアパネル
FM/短波ラジオ共用出力インピーダンス高インピーダンスリアパネル
アンテナ入力端子φ3.5[mm]モノラルミニジャックフロントパネル
AMラジオ用出力端子φ3.5[mm]モノラルミニジャックリアパネル
FM/短波ラジオ共用出力端子ピンジャック(RCA)リアパネル

 

 

■ 価格

項 目税込み価格[円]在庫状況 ○/×重量[g]
受信ブースター本体17,600× しばらくお待ちください65
AMラジオ用カプラ1,10010
FM/短波ラジオ共用カプラ1,10010
同軸ケーブル(5[m])2,20065
同軸ケーブル(10[m])3,850×180
9[V]電池ボックス66022

送料
 基本的に、郵便局の レターパックプラス(全国一律520円) で発送します。複数の商品を一括でご注文いただいた場合(例えば、受信ブースター+同軸ケーブル+カプラ)、同梱できますので送料が520円で済みます。レターパックプラスのお受け取り方法は、郵便配達員からの手渡しです。
 カプラや電池ボックスの安価な商品のみのご注文の場合、料金の安い 定形外郵便 で発送します。この場合のお受け取り方法は、ご自宅のポストへの投函です。

■ 取扱説明書

 取扱説明書は、こちらよりダウンロードしてください。
 
 

■ 販売方法

 電子メール:mkatsube@juno.dti.ne.jp にて、お問い合わせください。
ご注文いただける場合は、振込み先口座番号などをお知らせいたします。ご入金確認後、直ちに発送いたします。

 お振込みには、三井住友銀行 と ゆうちょ銀行がご利用いただけます。
振込み手数料は、お客さまのご負担でお願い申し上げます。

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