手技療法とは

手技療法

人体各部を刺激して生物が備えている「治る力」をより強く発揮させ、慢性痛 や不定愁訴などの緩和及び疲労の回復を促そうとする健康法。

刺激をする方法として指圧・マッサージ・カイロ・整体など、さまざまなやり方が あり、刺激の方法(治療法)にはまったく関係無く、上手に刺激さえできれば 「治る力」は自然に発揮されるがその度合いは刺激量に比例する。

たとえば、上部頸椎を矯正する事で病気や症状が自らの自然治癒力によって 回復するのを待つという上部頸椎カイロプラクティックは、「矯正」という方法で 頸部を通る副交感系の迷走神経を刺激して自律神経の不調を整え、指圧や マッサージは皮膚、筋肉、神経、血管、靭帯、骨膜などを刺激し活性や鎮痛を 促して自律神経の不調を整えようとする療法であって、目的は全く同じだから どんな療法を選ぶかは個人の嗜好だが効果の度合いは刺激量に比例する為 刺激が小さければ一度の施術による効果も少なく、必然的に施術回数が増え て経済的負担も増えることになる。

一方で手技療法には再現性、反復性がないため医学的・科学的根拠がなく、 常套句の「自然治癒力」も具体的説明がないばかりか施術の結果、最大限に 発揮できると謳う割にはその増大を実感できない。

そもそも掴み所もない物をどうして最大限に発揮できると言えるのか、中程度 や最小限に抑えて発揮させることはできるのか、そんな必要がないかどうか は別にして自在には操れないにも拘らず常に「最大限」と断言して憚らない所 に手技療法家の怪しさを感じないではいられない。

所詮、手技療法とはテレビやラジオを叩いて接触不良を直そうとする事と何ら 変らない原始的な療法に過ぎないが自然の一部である人体も又それに反応 することから成り立ち、頻繁にリバイバル現象が見られる。

手技療法は「治す」ことを目的としているため施術の結果「治る」ことは当然の事だから「治った」事が快挙であるかのような低次元の「お話し」はもう止めにして今後、手技療法者は利用者(患者)の経済的、時間的利益を優先する「治るまでの施術回数の多寡」を競うべきではないだろうか。


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