11月 北限のサザンカ
’03.11 『 北限のさざんか 』のリニューアル版です。
“
山茶花 さざんか咲いた道〜 たき火だ たき火だ 落ち葉焚き〜♪
”
の歌や
演歌でも“
さざんかの〜宿〜♪
”などに歌われているサザンカ。
寒い北風がピュ−ピュー吹く北の樹木のイメージがありますが、
な・なんと暖地性の樹木だったんです!!
日本の自生北限は佐賀県です。
この自生地には 2,208本ものサザンカが純林を形成しています。
多くの園芸種がありますが、自生のものは一重の白花です。
実の表面には細かい毛があるのが特徴です。
花びらが散るときには、ツバキとは異なりばらばらに離れて落ちます。
寒風の吹く晩秋のこの時期には、雪を思わせる白い花が一斉に咲き、
冬の訪れを予感させる風物詩となっています。
11月No.2 に続きます