9月 クスの森
山口県 川棚温泉は、漂白の俳人 山頭火が愛した温泉街です。
その川棚温泉からほど近いところに、とても大きな楠があります。
一本の幹から18本の枝が四方八方に広がり、
森のようになっていることから 「クスの森」と呼ばれています。
一本の木が森のようになっている 枝張りは東西に46.5m 南北に49mもあります
樹齢は約1000年 日本三大樹の1つだそうです
枝を遠くまで伸ばしています、最大の枝は27mにも達しています
枝振りの見事さが貴重とされ 1922年に国の天然記念物に指定されました
クスノキは 枝を折ると、樟脳の心地よい香りが漂います。
九州ではなじみ深く、あちこちに大きな樹がみられます。
福岡県の立花山には、日本の北限のクスノキ原生林があって
数千本のクスが自生しており、それは見事です。
こちらも国の天然記念物に指定されています。
10月 に続きます