簡単すぎてイラストの描き方本に載ってないイラストの描き方@
三割バケツの使い方

● 一ヶ所目でよーく絵の具を落とし
● 二ヶ所目で汚れた水を落とし
● 三ヶ所目できれいな水でゆすぐ


簡単すぎて間がもちませんが・・・ι 知らない方もけっこう多いようなので。
やってませんでしたか、赤青黄で筆洗い。

ゆすぎの水が濁ると絵も濁るので、三ヶ所目が濁ってきたら、気分転換のためにも、水を替えにいきましょう。グラデにする時は、水だけの筆も使いますしね。

三割バケツってあの、小学校から使ってる、洗筆場所が3つに分かれてるバケツです。組み立て式のものもありますが、使い方は同じです。
私の通っていたデザイン専門学校の授業で、生徒の半分くらいがまだ赤青黄で筆を洗ってて、ドローイングの先生が慌てていましたから、知らない人が多いのもそう不思議ではありません。
長年同人娘やってる友人ちに遊びに行った時も、机の上に描きかけのカラーイラストと赤青黄に分かれた洗筆バケツがたたずんでいたし。(思わず「緑はどこで洗うんだい?」とベタな突っ込みいれたやなやつです(笑))

どんな簡単な事でも、教えてもらわなければ知らなくて当然ですが、日本は小中9年間も義務教育で美術やってんだから、小学生のうちは「好きなように描きなさい。」でいいとしても、中学になったら美術の授業でちゃんと教えるべきだと思ってしまいます。ペーパーテストでゴッホの絵を選ばせるより先だよね・・・

美術のペーパーテストといえば、(神奈川県民だったから、中学の時のア・テストであったのよ、美術のペーパーがυ)「絵を描くのに必要なものを3つ答えなさい。」という問題に「筆・・・パレット・・・水拭きタオル・・・」と書き込みながら、なんかどうしようもない気分になった事がありました。違うだろ美術ってのはさ・・・υ
一度だけ白いスペースに「ここに好きな絵を描きなさい」というのがあって「おお!」と思ったけど、それに点数つけるのも美術に対して不遜な話ですよね。


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