いかがでしいたか♪
webに載せるまんがは、あまり長いと読むのも面倒なので、どうかなと思うけど、
これなら見開き連結しちゃえばたいしたページ数じゃないので、読みきれると思って。
今回の本に載せたお話の中では、一番歴史噛んでるし(笑υ)

バトゥの征西ではリーグニッツの戦いばかりが有名ですが、
本来あれは別働隊というか、おとりや敵兵力の足止めのための戦いであって、
本隊同士の激突は、最強のハンガリー騎兵団と、モンゴルの総大将バトゥとスブタイが指揮を取った
このサヨ河の戦いなのです。
兵力だって、どちらの陣もリーグニッツのほぼ倍だし。(これも諸説ありだけど)
リーグニッツ戦は、近代ヨーロッパの戦争やら勢力拡大やらの宣伝に利用される形で
実像より大きく位置づけられているきらいがあります。
(一応ドイツが噛んでるから。やられキャラだけど。)
これからの研究が・・・って、ヨーロッパがメタくそにやられた事績なんて
おおっぴらに広がるわけないけどさぁ。何百年経とうが・・・

この戦いについてもっと詳しく調べてみたくなった方は、以下の参考文献にアタック!
(もっと見つけたら私に教えてくだされ。リーグニッツはいくらか出てくるんだけど、無いのよこっちの資料(泣υ))
ぜひご自分で! それが一番楽しいよ〜♪

『モンゴル帝国の戦い』 ロバート・マーシャル著 東洋書林
オスプレイ・メンアット・アームズ・シリーズ『モンゴル軍』 新紀元社
『チンギス・カンとモンゴル帝国』 ジャン=ポール・ルー著 創元社
『モンゴル帝国史2』 ドーソン著 東洋文庫
サイト『戦術の世界史

余談だけど、何とか探し当てた絵画資料見て、一番最初に思ったこと。
モンゴル馬ちっちぇ〜〜!υ
こういう絵で見ても、あきらかにちっちゃいのが判るくらいちっちゃいです。
きっとヨーロッパ人も、一目見てなんだありゃと思ったんだろうなぁ。
バカにして笑ってるうちにやられちゃうんだけど。

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