農業情報研究所>農業・農村・食料>アジア・太平洋地域>ニュース:2013年4月15日
インド−日本の「戦略的パートナーシップ」で広大な農地を奪われるマハーラーシュトラ農民
インド西部・マハーラーシュトラ州の農民が、インドと日本の「戦略的パートナーシップ」の象徴として構想された”デリー−ムンバイ工業回廊プロジェクト”のために、78の村々にまたがる6万7500エーカー(2万7000f)の土地が取り上げられると抗議している。
このプロジェクトのための土地取得を進めているのは”マハーラーシュトラ工業開発開発コーポレーション”(MIDC)。農民の権利のために闘っている活動家は、MIDCが雇うのは高度の熟練労働者で、水資源豊かな土地を失う農民はろくな仕事にありつけないと言う。
Farmers angered by land acquisition for Delhi-Mumbai Corridor project ,Hindu Business,4.15
農民には災厄だけがふりかかる「パートナーシップ」だ。「環太平洋パートナーシップ」は如何?