サウジアラビア代表団 最低50万fの穀物・大豆・飼料作物生産用地を求めてパキスタンへ

農業情報研究所(WAPIC)

09.6.10

 ファハド・バルグナイム農相率いる35人のサウジアラビアビジネスマン代表団が、投資機会を求めてパキスタンを訪問する。サウジ投資家は、米、小麦、大麦、トウモロコシ、大豆、家畜飼料を栽培するために、パキスタン農業部門への投資に関心を抱いてきた。彼らは、この目的のために、少なくとも50万fの土地を要求している。パキスタン投資局も、この要求に応じる準備を既に整えている。

 サウジの一企業は、イスラム開発銀行の助けで、8億ドルの当初資本金を確保した。農業部門への他の大規模投資では、サウジのAbbar and Zainy グループとJaved Zia & Companyが、米、小麦、トウモロコシを生産するために、パキスタンで5万fの土地を取得するジョイントベンチャー投資で合意した。

 Saudis to invest in Pak farm sector,Saudi Gazette,6.10
 http://www.saudigazette.com.sa/index.cfm?method=home.regcon&contentID=2009061040412