農業情報研究所(WAPIC)BSEdocument

世界における新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)患者数(2011年12月5日現在)

農業情報研究所(WAPIC)

 現在まで報告されている世界のvCJD患者数は、英国:176(うち、輸血を通しての感染者が3名)、フランス:25 (1)、スペイン:5、アイルランド:4人(2)、 米国:3(2)、オランダ:3、ポルトガル:2、イタリア:2、カナダ2(1)、日本・サウジアラビア・台湾1(1):各1の計225人。( )内の数字は、1980-1996年に6ヵ月以上英国に滞在したことがある患者の数 (日本の1人は同じ期間に24日間英国に滞在。米国当局は、米国の残り一人は子供時代に住んでいたサウジアラビアで感染した可能性が高いとしている)。

 以上のデータの出所は、CJD surveillance unit, Edinburgh :VARIANT CREUTZFELDT-JAKOB DISEASE CURRENT DATA(JULY 2009)(http://www.cjd.ed.ac.uk/vcjdworld.htm) 。

 なお、英国人患者175人のうち、3人は輸血を通じての二次感染者で、すべて死亡している。これら二次感染者のうちの一人を除くすべての感染者が、プリオン蛋白質遺伝子のコドン129がメチオニン同型遺伝子型だったことが確認されている。二次感染者のうちの一人はヘテロ(メチオニン・バリン) 型だった。

 英国とフランスにおける年次別死者数と生存者数は次のとおり。参考までに孤発性(自然発生性)CJDによる死者数も示した。

  英国 フランス 孤発性CJD死者
  vCJDがほぼ確実な生存者 vCJDと確定されたか、vCJDがほぼ確実な死者 計(発生数) vCJDがほぼ確実な生存者 vCJDと確定されたか、vCJDがほぼ確実な死者 英国 フランス
1994   0 (8)       54 45
1995   3 3(10)   0 0 35 59
1996   10 10(11)   1 1 40 68
1997   10 10(14)   0 0 60 80
1998   18 18(17)   0 0 61 81
1999   15 15(29)   0 0 62 92
2000   28 28(24)   1 1 50 88
2001   20 20(17)   1 1 58 109
2002   17 17(14)   3 3 72 107
2003   18 18(5)   0 0 79 108
2004   9 9(9)   2 2 50 97
2005   5 5(5)   6 6 67 83
2006   5 5(3)   6 7 69 124
2007   5 5(1)   3 1 64 138
2008   1 1(2)   0 0 88 105
2009   3 3(1)   2 2 78 114
2010   3 3(4)   0 0 84 127
2011 0 5 5(2)   - - 73 18
0 176 176 0 25 25 1144 1643

 英国は2011年12月5日発表の数字(http://www.cjd.ed.ac.uk/figures.htmによる) 。

 フランスは2011年5月26日現在の数字(Institut de veille sanitaire:Nombre de cas de maladie de Creutzfeldt-Jakob
 

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