農業情報研究所


フランス:大部分の市町村が学校給食の牛肉禁止を解除

農業情報研究所(WAPIC)

2002.2.6

 2月5日に食肉情報センターが発表した調査(2001年12月実施)結果によると、BSE(狂牛病)を恐れて学校給食に牛肉を使うのを禁止した市町村のうち、なお禁止を解いていないのは3%だけとなっている。禁止を解いた理由として一番多いのが(62%)、食肉供給業者により肉の追跡可能性(トレーサビリティ)と原産地に関する保証が与えられたことである。その他の理由は、BSEをめぐるパニックの終結や雰囲気の変化(25%)、知事や省の通達(11%)、両親の要求(8%)となっている。

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