米国で狂牛病を疑われる牛発見 確認されれば輸入再停止もと韓国農林省

農業情報研究所(WAPIC)

06.3.13

 先週末、米国農務省が1頭の牛が一次検査で狂牛病(BSE)陽性となったと発表したが、現在実施中という確認検査で米国3例目の狂牛病が確認されれば再開したばかりの米国産牛肉の輸入の再停止もあり得ると韓国農林省報道官が発表した。

 U.S. beef imports to be halted if mad cow case is confirmed,Yonhap,3,13
 http://english.yna.co.kr/Engnews/20060313/640000000020060313115219E2.html

 報道官は、新たなケースが狂牛病と確認されれば、韓米双方があらゆることを再交渉せねばならず、市場再開放は複雑になる恐れがあると言う。農林省は先週、米国でさらに狂牛病のケースが発見されれば、自動的に輸入を禁止すると定めた公式ガイドラインを発表したという。