食品スーパー5社が「消費者の要望が強い」と米国産牛肉販売再開へ

農業情報研究所(WAPIC)

06.9.1

 日経新聞によると、食品スーパー5社が来週半ばから米国産牛肉の販売を再開するそうである。食品スーパーが加盟する共同仕入れ機構、シジシージャパン(東京・新宿)が31日に明らかにした。5社は「消費者からの要望が強い」として販売再開に踏み切る。

 この5社は、トップ(東京・世田谷)、尾張屋(千葉県木更津市)、永野(宮崎市)、ナルックス(金沢市)、ハヤシ(千葉県茂原市)で、シジシージャパンはハヤシ以外の4社に対し、ナショナルビーフ社から国内商社を通じて船便で届いた約1.2トンを確保、ハヤシはそれ以外のルートから仕入れるという。

 米国産牛肉 販売再開へ 食品スーパー5社 日本経済新聞 9月1日 第14版 12面

 これらの店で米国産牛肉を買おうと思わない消費者は、国産牛肉でも切り分けラインなどでの”交叉汚染”がないことを確認してから買うべきだ。