英国 血漿を通じての初のvCJD感染者の報 警告を受けていた輸血血友病患者

農業情報研究所(WAPIC)

09.2.17

  英国・タイムズ紙によると、汚染血漿から変異型クロイツフェルト・ヤコブ病 (vCJD) に感染した最初のケースが今日(17日)発表される。

 健康保護庁の科学者が、高齢で・他の原因で死亡した男性が、厳格なコントロールが実施される数年前に行われた輸血から、この狂牛病の人間版に感染したと発表する。

 この男性は、2004年に”高度に予防的な措置”として、非常に低いリスクがあると警告を受けた4000人の血友病患者の一人という。

 輸血によるvCJD感染はこれまでに3例(いずれも既に死亡)報告されているが、凝血のための血漿を通しての感染例はなかった。

 New case of vCJD found in Britain ,Times,2.17
 http://www.timesonline.co.uk/tol/life_and_style/health/article5748778.ece