農業情報研究所＞狂牛病＞ニュース：2010年11月19日

ブラジルで初の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病（BSEの人間版）の疑い

  世界最大の牛肉輸出国、ブラジルで、狂牛病（BSE）の牛から人間に伝達するとされる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病（ｖCJD）を疑われるケースが初めて報告された。

　今のところ詳細は不明だが、11月18日、サンパウロ州カンピーナスの保健当局がウエブサイトで発表したという。

　Brazil Reports Its First Possible Case of Mad Cow Disease Variant in Human,Bloomberg,10.11.19
　http://www.bloomberg.com/news/2010-11-18/brazil-reports-first-possible-case-of-mad-cow-disease-in-a-person.html

　なお、国際獣疫事務局（OIE）は、ブラジルを「管理されたBSEリスク国」と認めている。

　http://www.oie.int/eng/Status/BSE/en_BSE_free.htm