持続可能なバイオ燃料生産のためのRSB原則及び基準(翻訳)

農業情報研究所

2010.2.2

 世界中の関係者が参加した2007年6月以来の「持続可能なバイオ燃料」の国際規格策定作業が、この規格の核心をなす持続可能なバイオ燃料に関するラウンドテーブル(RSB)の「持続可能なバイオ燃料生産のための原則と基準:バージョン1」の昨年(2009年)11月12日の発表によって一応の完結をみた。

  Version One of the Principles & Criteria,EPFL,2009.11.12
  http://cgse.epfl.ch/page84341.html

 同時に発表され「ガイダンス文書」、「遵守の指標」、「グローサリー」と一体をなすこのRSB世界規格は、2010年中には、この規格の内容を実施し、基準を満たすバイオ燃料事業者に認証書を交付する完全に実動的な規格となる。世界中のバイオ燃料事業者が、これを無視するわけにはいかない。認証なき事業者は、何らかの不利益をこうむることになるだろう。

 ここでは、とりあえず、「原則と基準」を翻訳・紹介する。認証を望む事業者は、さらに「ガイダンス文書」、「遵守の指標」、「グローサリー」も正確に読み込む必要があることをお断りしておきたい。

 翻訳文書:持続可能なバイオ燃料生産のためのRSB原則及び基準(翻訳)

 なお、この翻訳で掲げた原文のアドレスは、後に次のように変更されている。(2010年8月)

 http://energycenter.epfl.ch/webdav/site/cgse/shared/Biofuels/Version%20One/Version%201.0/09-11-17%20RSB%20PCs%20Version%201%20%28clean%29.pdf