鳥インフルエンザH5N1の人→人感染の恐れが高まる―タイ保健省
04.9.15
バンコク・ポスト紙によると、タイ保健省は鳥インフルエンザが監視地域で人間のインフルエンザと結合、強力jな致死的なウィルスに変異する危険性を恐れている(Super-deadly flu virus may be on the way,Bangkok Post,9.14)。
昨日、血液検査の結果、感染地域の鳥インフルエンザが疑われる患者の二人が人間のH3N2ウィルスしか持たないことが分かったと発表された。当局は、二つの株が交雑、多数の人々を死に至らしめた40年前の「タイ・インフルエンザ」と類似のインフルエンザの大量勃発の引き金になる可能性があると恐れている。
現在、H5N1は鳥から人間に飛び移るだけだが、H3N2がH5N1を人から人に移るようにする恐れがあるという。
なお、鳥インフルエンザ監視リストに載ったの人は22県の71人にのぼり、二人の患者はその中に含まれていた。