韓国の最近のH5N1鳥インフルエンザは中国青海が起源?米国ではマガモが大量死
06.12.15
韓国当局が先月発見された高病原性H5N1鳥インフルエンザの二つのケースが中国中西部の青海省起源のものらしいと発表した。ウィルスのサンプルの遺伝子分析で、青海省で見つかったウィルスと類似の特徴が発見されたという。
Recent bird flu outbreaks may have come from midwestern China, ministry says,Yonhap,12.15
青海湖は、昨年5月にインドガンなどの大量の渡り鳥がH5N1鳥インフルエンザで死んだところだ。韓国当局は今回の感染源は専ら野鳥と思い込んでいるようだが、それが裏付けられると思っているのだろうか。しかし、勃発地周辺では野鳥の大量死はまったく報告されていない。調査をしているとも聞かない。そう考えるとすれば、何故真っ先に野鳥の調査をしないのだろうか。不思議でならない。
なお、米国アイオワのクリークでは1000羽のマガモが大量死、農務省は鳥インフルエンザでないことを祈りながら検査を始めたという。
Hundreds Of Idaho Ducks Dead, Being Tested For Avian Flu,Cattle Network12.14