今年の中国H5N1鳥インフルエンザ死者5人に 感染源の鳥はどこに?

農業情報研究所

09.1.27

  中国の今年のH5N1鳥インフルエンザ感染確認者が6人に達し、うち5人までが死亡した。このインフルエンザは感染した鳥との”濃密な”接触によってヒトに感染するもので、恐れられているヒト→ヒト感染型へのウィルスの変異は未完だ という。

 それにしても、これだけの致死的感染が繰り返されながら、鳥自体の感染がまったく報告されていないのはどういうことなのか。鳥は、もはや発症しないほどの抵抗力をつけてしまったのだろうか。ワクチンのせいだろうか。

 こうなると、注意はしていても鳥→ヒト感染は防ぎきれない。それでいて、感染すればほぼ100%死ぬ。もはや新型インフルエンザに劣らぬ恐ろしさだ。