ドイツ人 3分の2が新型インフルエンザワクチン接種を望まない

農業情報研究所(WAPIC)

09.9.12

 ドイツ政府は1800万人分の豚インフルエンザ(新型H1N1インフルエンザ)ワクチンを注文した。しかし、ドイツ最大級の健康保険会社の調査によると、調査対象となった18歳から60歳までのドイツ人の62%が、ワクチン接種を”絶対に”か、”ほぼ絶対に”望まないと言っているそうである。

 感染しても危険は”かなり少ない”、”非常に少ない”と考えている人が82%に上るというから、ワクチン接種のリスクの方が病気のリスクより大きいと考えているらしい。ただし、会社は吸数週間のうちに状況が変わり、ワクチン接種を希望する人が急増すると見ている。

 保健副大臣は、病気は悪い方に変わり得る、死者も出る恐れがあると言っているそうである。

 Most Germans don't want swine flu vaccinations,Deutsche Welle,09.9.9
 http://www.dw-world.de/dw/article/0,,4658827,00.html

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