農業情報研究所>環境>感染症>ニュース:2010年12月23日
香港 ランタオ島の浜に謎の鶏死体 H5鳥インフルエンザ陽性
わが国では強毒性H5鳥インフルエンザに感染した野鳥の発見が相次いでいるが、香港ではランタオ島(大嶼山)海岸で12月18日に採集された死んだ鶏のH5鳥インフルエンザ陽性が確認された。
香港当局の報道官によると、この鶏の死体が発見された場所から3キロメートル以内に養鶏場はない。近くの村の検査をしたが、庭先で鶏を飼ってした証拠も見つからない。家禽(鶏、アヒル、ガチョウ、ハト、ウズラ)を庭先でを飼うことは、2006年以来、禁止されている。違反にはと5万ドル、再犯には10万ドルの罰金が課される。
当局は海岸とその周辺の検査を強化する。鶏の死体がどうして海岸で発見されたのか、浜に打ち寄せられたのどうか、投棄されたのかどうかを含め、さまざまな可能性を調べるという。
Press Releases:Chicken carcass found in Lantau confirmed positive for H5
virus,GovHK,12.22
http://www.info.gov.hk/gia/general/201012/22/P201012220249.htm
この発見が意味するところ、この調べがつくまでは、皆目見当がつかない。