農業情報研究所環境原子力東電福島第一原発事故関係2014年4月18日

福島県3自治体 農業者の年間被ばく線量は避難指示区域外でも1ミリシーベルト以上

 政府が行った福島県川内村、田村市、飯舘村の避難指示区域などの個人被ばく線量推計の結果が明らにされた。

 農業者の年間推計被ばく線量は、飯舘村の居住制限区域で16.8ミリシーベルトにもなるが、川内村でも居住制限区域が3.5ミリシーベルト、避難指示解除準備区域が3ミリシーベルトで、区域外でも1.7ミリシーベルトであり、ここでも健康被害のリスクを負うことなく農業を営むことはできない。さらに、最近避難指示が解除された田村市都路地区も、やはりリスクを覚悟せねばならない1.2ミリシーベルトである。

 解除準備区域、年3ミリシーベルト 個人被曝線量推計、除染長期目標超す 朝日新聞 14.4.18

 こうした場所はこれら3自治体に限られないだろう。食品汚染は基準値以下だ、「風評」に負けずに頑張れと農業者を励ますことが被ばく労働の勧めにならないか、ずっと、空しくそういい続けてきた。

 放射性物質汚染農地で働く農民の被ばく・健康問題 マスコミ=東京新聞が初めて取り上げた,13.8.19

 この調査結果が、少しでも農業者の被ばく労働回避につながるように祈る。

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