韓国 許容値超えるダイオキシン検出でチリ産豚肉の輸入検疫中断

農業情報研究所(WAPIC)

08.7.4

  韓国において、「先ごろニュージーランド産牛肉から農薬成分が検出されたのに続き、チリ産豚肉からも許容値を超えるダイオキシンが検出され、輸入中断措置が取られた」そうである。

 先月初めに輸入されたチリ産冷凍豚肉5.4トンの残留物質検査で、ダイオキシン3.9ピコグラム/g fatが検出された。これは、国内の許容基準値2ピコグラム、欧州連合(EU)の基準値1ピコグラムをいずれも上回っている。

 これを受け、検疫当局は駐韓チリ大使館を通じて該当の作業場で生産された豚肉の輸出中止と経緯の把握を要請、具体的な説明を受けるまでは他の作業場で生産されたチリ産豚肉についても輸入検疫を中断するという。

  チリ産豚肉のダイオキシンが許容基準超え、検疫中断 聨合ニュース 7.4
  http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2008/07/03/0200000000AJP20080703003700882.HTML