パラグアイ政府、ラウンドアップ・レディー大豆の栽培・販売を承認

農業情報研究所(WAPIC)

04.10.25

 モンサント社は21日、パラグアイ農業・畜産省がモンサントのラウンドアップ・レディー技術を含む4つの遺伝子組み換え(GM)大豆品種のパラグアイにおける栽培と販売を承認したと発表した(Paraguayan Official Approves Commercial Planting of Soybean Varieties with Monsanto's Roundup Ready Technologyhttp://www.monsanto.com/monsanto/layout/media/04/10-21-04.asp)。それとは別に、産業委員会が案出したフレームワーク協定が、農業の継続的革新を促がすための特許権使用料徴収システム提供を承認したという。

 発表によれば、パラグアイはラウンドアップ・レディー大豆の商用栽培または輸入を承認した世界で15番目の国(地域)となる。パラグアイの生産者は、通例、150万haを大豆に当て、世界の大豆のおよそ2%に相当する400万トンほどを生産している。