インド最高裁 あらゆるGM作物の導入禁止を政府に求める通知

農業情報研究所(WAPIC)

06.7.15

  インド最高裁が、輸入されたものであろうと、国内で製造されたものであろうと、いかなる形態の遺伝子組み換え(GM)作物の導入も、規制の枠組が設置されるまでは禁止することを求める政府に対する通知を出したそうである。このような禁止を求めるヴァンダナ・シヴァの申立に関する通知だという。

  GM crops: Court notice to Centre on ban plea,Hindu,7.15
  http://www.hindu.com/2006/07/15/stories/2006071502381100.htm

  申立人は、大部分の国はGM製品を禁止しているが、インドは多国籍企業のダンピングの場として利用されている、既得の利害とモンサントのような会社組織が健康、環境、あるいは人々の将来を無視、不健全で、科学的に危険と分かっているGMOの開発を促進していると申し立てたという。