気仙沼関連報道:過去1週間

 

2017年9月26日  

 

秋晴れの街に音楽響く 気仙沼ストリートライブフェス 三陸新報 17.9.26

 気仙沼市内外のミュージシャンよる野外音楽イベント「気仙沼ストリートライブフェスティバル」が24日、田中前、田谷両地区で開かれた。各地から集まったミュージシャンが、澄み切った秋晴れの下で軽快なメロディーを響かせた。
 2012年から始まった市民有志による手づくりの音楽イベント。地元をはじめ、県内、福島、岩手、青森、東京、兵庫などから63組・約300人が参加し、6カ所に分かれて演奏した。
 夫婦で来場した50代の男性は、「楽しませてもらった」と笑顔を見せた。

   

<福興市>南三陸自慢のタコ、定番料理から変わり種まで楽しんで!20団体多彩が出店 河北新報 17.9.25

 宮城県南三陸町名産のタコを味わえる「福興市」が24日、同町志津川の旧仮設魚市場であった。家族連れなどが訪れ、タコを使った多彩なメニューを楽しんだ。
 町内外の20団体が出店。唐揚げやたこ焼きといった定番から、タコのミンチを入れたスパゲティなどアレンジ料理も並んだ。タコの加工が盛んな茨城県ひたちなか市の店はタコ入り焼きそばを売り出した。
 会場には薄く切ったタコの身をだし汁にくぐらせて食べるしゃぶしゃぶのコーナーも設けられた。岩沼市岩沼西小5年の井上菫(すみれ)さん(10)は「タコのしゃぶしゃぶは初めて。甘くておいしいので、家でもやってみたい」と喜んだ。
 町産のタコはアワビなど良質なエサを食べて育ち、官民を挙げて「セレブタコ」として発信している。

 

稲刈り始まる 気仙沼市本吉町 三陸新報 17.9.24

 気仙沼・本吉地方で稲刈りが始まった。水田では黄金色の稲穂がこうべを垂れており、家族総出で作業に汗を流す姿も見られる。
 気仙沼市本吉町新明戸地内の水田約40アールでは23日、米倉勝さん(69)ら家族が、コンバインで「ひとめぼれ」を刈り取った。
 「稲刈りのスタートは例年通り。今季は日照不足などの影響が心配されたが、思っていたよりも良い出来」と米倉さん。新米は、楽しみに待っている親戚などにも贈るという。

  

サンマ2011匹に舌鼓 被災の気仙沼から直送、今年も山形で無料提供 河北新報 17.9.24

 山形県内の宮城県気仙沼市出身者らでつくる「やまがた気仙沼会」は23日、東日本大震災からの復興を支援する「第6回気仙沼さんま祭りin山形」を山形市の霞城(かじょう)公園で開いた。震災発生の年にちなみ、サンマ2011匹を無料で振る舞った。
 深刻な不漁の影響が懸念されたが、気仙沼市の水産会社と交渉を重ね、気仙沼港に水揚げされた生サンマを必要分確保した。
 サンマは炭火で焼き上げられ、来場者は大根おろしとカボスで秋の味覚を味わった。山形市千歳小5年の工藤結心(ゆうしん)君(11)は「ふっくらしていて家で食べるサンマよりおいしい」と頬張った。
 会場では気仙沼市の語り部2人による震災体験の伝承や、復興状況の写真を展示するブースが設けられた。祭りで募った義援金は奨学金として同市に贈る。
 気仙沼会の武田満会長は「サンマの確保が間に合って良かった。被災地のサンマを食べることで山形からも応援のメッセージを送りたい」と話した。

不漁も震災も乗り越えて 山形で気仙沼さんま祭り 山形新聞 17.9.23

 東日本大震災復興支援・気仙沼さんま祭りin山形が23日、山形市の霞城公園で開かれた。不漁の影響でサンマの確保が心配されたが、ようやく水揚げされた分が間に合い、宮城県気仙沼市産のサンマ2011匹を炭火焼きにして来場者に振る舞った。
気仙沼市出身の本県在住者らでつくる「やまがた気仙沼会」(武田満会長)が毎年企画している。復興への願いを込め、同市で水揚げされたサンマを提供するのが恒例だった。
 日本有数のサンマ水揚げ量を誇る気仙沼市だが、今季は不漁が続いている。今月、現地で開催予定だった「海の市サンマまつり」はサンマ漁船の入港が見込めず、延期の末に中止となった。同会は他地域産を用意することも考えたが、今週に入ってまとまった水揚げがあり、全量を確保することができたという。
 サンマは山形大生を中心としたボランティアが炭火で1匹ずつ丁寧に焼き上げた。来場者は、おいしそうな匂いに誘われるように長い列をつくり、脂の乗った秋の味覚を堪能した。親子サンマ焼き教室も開かれ、南沼原小4年近野南さん(9)は「ひっくり返すのが難しかったけど上手に焼けたよ」と話していた。
 気仙沼市民が大震災での経験などを語る「語り部コーナー」や当時の被災状況や復興の様子を紹介する写真展も開かれた。

   

かば焼き20人前也 気仙沼魚市場にジャンボアナゴ 三陸新報 17.9.23

 気仙沼魚市場に22日、巨大なマアナゴが水揚げされた。胴回りがビール瓶ほど太く、長さが1メートル以上もある大物で、買い受け人らの注目を集めた。
 前日に唐桑町大沢の沿岸籠漁で捕られた1匹で、重さは4キロほど。アナゴは通年、魚市場北売り場構内で見られるが、500から600グラムあれば大きい方で、ごくまれに揚がる大きいのでもせいぜい2キロ前後だ。
 「ウシハモ」と呼ばれる別の種類も、このぐらいのサイズになるが、買い受け人によるとこのアナゴはマアナゴ。かば焼きにすれば20人前ほどになるという。

  

受け付け中止業者も 気仙沼市内のサンマ宅配 三陸新報 17.9.22

サンマの不漁が、気仙沼市内で扱われている贈答用の宅配に影響をもたらしている。数量が確保できない上に、魚体が小さいためだ。
 「さんまゆうパック」は2社で扱っているが、このうち気仙沼水産加工業協同組合では、大型棒受け網船4隻が気仙沼に120トンを水揚げした20日、ようやく全国に向けて発送を開始した。
 発送開始予定は7日だったが、2日以降水揚げがなく、この日が今季第1便となった。ゆうパックの受け付けは10月末までの予定だったが、今月15日をもって締め切られた。

気仙沼市の鹿折地区に津波記憶石 後世へ震災の伝承を 三陸新報 17.9.22

 気仙沼市の鹿折地区で、東日本大震災の津波記憶石の建立作業が始まり、20日には地区内の錦町西公園にシンボルとなる石柱が設置された。完成は10月上旬。
 鹿折は、震災で大津波と大火災に襲われ、市内でも特に大きな被害を受けた地区。津波浸水高は神明崎付近で11・56メートル、死者206人、家屋被害は約6割に当たる3847棟にも上った。
 津波石の建立は四つの石で構成し、中心に建つ長さ約2・7メートルの六方石には「鹿折津波記憶石~未来への伝言~」の文字が刻まれている。それを囲む三つの御影石(各約2・4メートル)には、地区内の3小学校の校歌にある鹿折小の「カモメ」、旧浦島小の「ポンポン船」、旧白山小の「ユリ」が彫られている。
 

<衆院解散>南三陸町選管困惑「ここまで重なる選挙は経験ない…」有権者の票6種類に 河北新報 17.9.22

 にわかに浮上した衆院解散・総選挙の流れに、宮城県南三陸町選管が困惑している。知事選、町長選、町議選のトリプル選挙の投開票を10月22日に控え、衆院選が実施されれば異例の四つの同日選になる。小選挙区の区割り改定で、新たに宮城6区から5区に編入されることも作業量の増加につながっている。
 衆院選が「10月22日」に確定すれば、有権者はトリプル選に加え、小選挙区、比例代表、最高裁裁判官の国民審査の計6種類の票を投じることになる。選挙によって公示・告示日が異なるため、期日前投票の混乱が予想される。
 町選管は13カ所の投票所に、当初の2倍となる六つの投票箱や記載台、投票用紙を用意することになる。候補者ポスター掲示板も増え、備品を含めた追加発注のタイミングをうかがう。
 区割り改定に伴い、有権者への周知文書を配布する作業がさらに加わった。チラシは広報に折り込み、全戸配布する。
 東日本大震災で被災した同町は、職員の人手不足が続く。投開票日に必要な職員はトリプル選挙に比べ約1.5倍となり、震災復興の派遣職員を含めて総動員する見通しだ。
 同町は2009年と13年、トリプル選挙を実施した。町選管は「ここまで投票日が重なる選挙は経験がない。適切に選挙が行われるようしっかり備えたい」と準備を急ぐ。

      

カツオメニューに舌鼓 「みやぎ水産の日」で唐桑中 三陸新報 17.9.21

 気仙沼市立唐桑中学校で21日、カツオを使った給食が提供された。県が定めた「みやぎ水産の日」にちなんだメニューで、生徒たちは水揚げ日本一を誇る気仙沼港のカツオの給食を味わった。
 メーンは「カツオと大豆のごまがらめ」。3年生の男子生徒は「生は苦手なので、今回のメニューは臭みもなくて食べやすく、おいしかった。地元の豊かな自然が感じられた」と、笑顔で箸を進めていた。

 

気仙沼、18日ぶりサンマ船入港 サイズは小ぶり 河北新報 17.9.21

 サンマの深刻な不漁で、関連イベントに影響が出た気仙沼市の気仙沼漁港に20日、サンマ船が18日ぶりに入港した。久々に秋の食卓の主役が登場したが、サイズは小ぶり。漁業関係者は複雑な表情を浮かべた。
 北海道沖で操業した4隻が入港し計119トンを水揚げ。大半は120グラム前後と小さく、1キロ当たり400~500円で取引された。
 阿部長商店(気仙沼市)の阿部泰浩社長は「取引先から期待されている150~160グラムがほとんどない。店頭の値段は高くなる」と険しい表情だった。
 気仙沼漁港は初水揚げの8月23日以降、4隻の入港で計186トンの水揚げにとどまっていた。不漁で地元のサンマまつりは中止。東京都内の「目黒のさんま祭」では、市民有志の実行委員会が昨年捕れた冷凍サンマを提供した。
 気仙沼漁協の斎藤徹夫組合長は「天候の悪さなども重なり序盤は不調だった。今後の巻き返しに期待したい」と願っていた。

  

ヒガンバナ見頃に 気仙沼市の宝鏡寺 三陸新報 17.9.20

 きょう20日は「彼岸の入り」。気仙沼市川原崎の宝鏡寺(菊地秀道住職)では、楼門近くに植えられたヒガンバナが見頃を迎え、秋の深まりを告げている。
 数百株のヒガンバナは、地域の住民有志が長年にわたって植えてきた。例年、彼岸の入りに合わせて見頃を迎えており、近所の人たちも散歩に訪れては「深紅のじゅうたん」に見入っている。
 同寺の関係者によると、見頃は「彼岸明け」の26日ごろまで続くという。

 

詩人・梶原しげよさんのギャラリー開館 生家の気仙沼市唐桑・早山神社 三陸新報 17.9.20

 気仙沼市唐桑町出身の詩人・梶原しげよさん(1920~2015年)の功績を伝えるギャラリーが19日、早馬神社(梶原忠利宮司)の敷地内にオープンした。初日から多くの人が訪れ、古里が生んだ文化人の功績をあらためて実感している。
 ギャラリーは、神社下の駐車スペースにある休憩棟の一角に設けられた。しげよさんの生家である神社が4月から建設を進めてきた。
 しげよさんのプロフィルをまとめたものや詩集、生前の写真のほか、ヨーロッパをはじめ、世界各国のコンテストの賞状、トロフィー、記念品などの遺品が並んでいる。代表的な詩もパネルになって展示されている。