気仙沼関連報道:過去1週間

 

2019年5月20日

 

シロウオに心躍る 南三陸で恒例のまつり  河北新報 19.5.20

 宮城県南三陸町歌津の商店街「南三陸ハマーレ歌津」で19日、恒例の「しろうおまつり」があり、旬の味を求める家族連れなどでにぎわった。
 伊里前川河口で朝に捕れた新鮮なシロウオを生きたまま口に入れる躍り食いが人気を集めた。初めて体験した仙台市太白区の金剛沢小2年坪田芽咲さん(7)は「シロウオが口の中でピチピチ跳ねて面白かった」と笑顔を見せた。
 漁師が用意したシロウオは完売。地元の女性たちが作ったシロウオのお吸い物も好評だった。シロウオすくいのコーナーは、子どもたちが夢中になって楽しんでいた。

    

好天恵まれ田植え順調 気仙沼・本吉地方 三陸新報 19.5.20

 気仙沼・本吉地方で、田植えが順調に進んでいる。シーズンに入ってから、比較的好天に恵まれたほか、適度な雨が降ったことで用水を確保できているためで、きょうにもピークを迎えそうだ。
 県の発表によると、14日現在の同地方の田植え状況は410ヘクタール。作付け見込み面積912ヘクタールに対する進捗(しんちょく)率は45%になった。
 気仙沼農業改良普及センターによると、5月上旬の日照時間が平年より長く、作業しやすかった。4月下旬にはまとまった雨が降り、水不足による遅もなく順調に進んでいるという。

 

気仙沼の食文化「発信する場に」 魚市場に料理スタジオがオープン 河北新報 19.5.19

 東日本大震災で被災した気仙沼市魚市場に料理スタジオが完成し、18日オープンした。料理教室の開催や地元の食材を生かした商品開発などに活用される。
 スタジオは今年3月に市が整備した新施設2棟のうち、メカジキやサメなどが水揚げされる棟の2階にある。
 広さ約200平方メートル。調理台は計13台あり、3種類の包丁やまな板、鍋などの調理器具を備える。講師が料理する状況を正面の大型モニターに映し出せる機能もある。
 現地であった完成式典には水産関係者ら約50人が出席。菅原茂市長は「気仙沼の食文化を発信する中心的役割を果たす場所になる」とあいさつした。
 開館を記念し、同市出身で東京で人気ラーメン店「ちばき屋」を経営する千葉憲二さん(67)が気仙沼の食について講演。実際にメカジキを使った揚げ物を作り、参加者に振る舞った。

 

<通年サンマ漁>北太平洋公海での本格操業へ 石巻、気仙沼から出漁 河北新報 19.5.16

 サンマ漁の通年操業を可能にする省令改正を受けた北太平洋公海での本格操業が始まり、石巻漁港(石巻市)と気仙沼漁港(気仙沼市)から15日、サンマ船計3隻が出漁した。従来の漁期(8~12月)が3カ月前倒しされ、秋を代表する味覚が初夏に登場する可能性がある。漁獲量や品質は未知数で、漁業関係者は漁の行方を不安げに見守る。
 石巻漁港からは今野水産(石巻市)の第1栄久丸(198トン)が出港し、約2カ月の漁に入った。工藤真秀工務部長は「漁場で操業してみないと分からないことが多い。期待と不安が半々だ」と話した。
 石巻魚市場の須能邦雄社長は「秋の価格形成への影響を懸念する声もある。消費者ニーズの把握など流通面の対応策も必要だ」と指摘した。
 気仙沼漁港から出漁したのは、同港を基地とする北海道洞爺湖町の第68福神丸と富山県魚津市の第1恵比寿丸(いずれも199トン)。18日から6月2日まで操業する。
 福神丸の佐藤健二漁労長は「不安しかない。資源が減る中、先乗りして公海で取っていいのかという思いもあるが、雇用をつなぐためにも船を動かす必要がある」と硬い表情で話した。
 今回の公海サンマ漁は両漁港の3隻を含む計18隻が操業する。9隻ずつ2グループに分かれ、2週間ごとにサンマを漁獲。洋上でロシア船に販売する。一部は花咲港(北海道)など国内に水揚げされる見通し。

  

気仙沼港にカツオ到来 巻き網船が初水揚げ 三陸新報 19.5.15

 気仙沼魚市場に14日朝、今季初の生鮮カツオが水揚げされた。巻き網船1隻が漁獲した5・1トンで、過去最も早かった昨年に比べて約1カ月遅いが、例年並みか、例年より1、2週間初水揚げとなった。
 今季の1番船となったのは、静岡県焼津市の巻き網運搬船「日吉丸」(306トン)。13日夕方に本船の「第21たいよう丸」(135トン)が、茨城県日立沖で漁獲した「新口」を、気仙沼港まで約10時間かけて運んだ。
 昨年まで生鮮カツオ水揚げ22年連続日本一の気仙沼港。23年連続を目指したシーズンが始まった。

  

心つながるこいのぼり仲良く泳ぐ 宮城・南三陸と静岡の園児が協力し制作 河北新報 19.5.15

 宮城県南三陸町志津川のあさひ幼稚園と静岡県富士宮市の認定こども園「ふじキンダー学園」の園児が協力して作ったこいのぼりが13日、あさひ幼稚園に届いた。園児たちは青空の下、友情の証しであるこいのぼりが泳ぐ姿に歓声を上げた。
 制作したこいのぼりは5匹。それぞれ約3メートルの長さで、あさひ幼稚園の全園児29人と、ふじキンダー学園の年長児の計111人が似顔絵などを描いたうろこを貼り付けた。
 あさひ幼稚園の園庭には赤、青、金3色のこいのぼりを1匹ずつ掲揚した。年長の及川愛梨ちゃん(5)は「こいのぼりが届くのを楽しみにしていた。自分の似顔絵があってうれしかった」と笑顔を見せた。
 こいのぼり制作を通じた両園の交流は東日本大震災後の2013年から続き、これまでに延べ700人以上が参加した。こいのぼりはふじキンダー学園で飾った後、あさひ幼稚園で披露している。
 ふじキンダー学園顧問の鳴海淑子さん(67)は「静岡と南三陸は離れていても、園児たちの心はつながっている。今後も交流を続けたい」と話した。