気仙沼関連報道:過去1週間

 

2017年11月18日  

 

気仙沼市の煙雲館が国の名勝に 文化審議会答申 三陸新報 17.1.18

 文部科学省文化審議会は17日、気仙沼市松崎片浜の「煙雲館庭園」を新たに国の名勝に指定するよう、文部科学相に答申した。庭園は、煙雲館を居館とした仙台藩上級家臣・鮎貝氏が造ったもので、江戸時代から300年以上にわたって守られてきた。官報告示で正式決定する。
 煙雲館の鮎貝文子さんは「とても光栄なこと。この庭園は古里の先人に思いをはせ、あらためて気仙沼の文化や歴史を見つめる場所でもある。大切に守っていきたい」と話している。きょう19日から26日まで一般公開される。入場無料。

  

気仙沼・神山川橋架け替えへ 供用は20年9月末 三陸新報 17.1.17

 気仙沼市の主要幹線道路で、神山川に架かる神山川橋(橋長42・1メートル)の架け替え事業が始まる。

 東日本大震災で被災した神山川の災害復旧や堤防工事に伴う架け替え。県は、年内に迂回(うかい)路の設置工事に着手。新しい橋の供用開始は2020年9月末を予定している。

 

マダコの豊漁続く 気仙沼魚市場ですでに昨年実績の3倍 三陸新報 17.1.17

 気仙沼・本吉沿岸でマダコの豊漁が続いている。
 気仙沼魚市場では9月に一気に増え、1カ月30トンと昨年同期の60倍以上となった。10月はさらに増えて60トン。今月も15日までで37トンとなっており、この日までで昨年1年間の3倍となっている。
 タコの餌になるのがアワビで、漁業者からは「先日の開口でアワビがあまり見られなかった。タコもいいが、アワビが心配だ」との声も聞かれている。

  

雄壮な演技次々と 気仙沼で民俗芸能のつどい 三陸新報 17.1.16

 気仙沼市文化協会などによる「けせんぬま民俗芸能のつどい」がこのほど、市民会館大ホールで開かれた。市内の4団体が一堂に会して演技を披露し、伝統芸能の魅力をPRした。
 昨年に続く開催で、塚沢神楽保存会、宿打ち囃子獅子舞保存会、要害七福神保存会、岩井崎明戸虎舞保存会が出演した。

 

気仙沼港に巻き網サバ590トン 漁場は三陸沖で今後も期待 三陸新報 17.1.16

 気仙沼魚市場で、巻き網漁による秋サバの水揚げが増えだしている。15日には運搬船4隻が入港し、今シーズン最高の587トンを水揚げした。
 漁場が三陸沖に形成されており、今後もまとまった数量の水揚げが期待できそうだ。
 この日、230トンを水揚げした船頭によると、各船団は宮古~金華山沖で操業。漁場によって魚の大きさが異なっていたり、イワシが混じっていたりするが「今後も続きそうだ」はなしている。

  

業者決定年明け着工 大谷海岸防潮堤 三陸新報 17.1.15

 宮城県が気仙沼市本吉町の大谷海岸に整備する防潮堤工事の入札が行われ、五洋建設、本間組、只野組による特定建設工事共同企業体が、29億6040万円(税抜き)で落札した。
 本契約を結んだ後、来年の年明けにも工事に着手。砂浜を確保するため、海抜9・8メートルの防潮堤と国道45号を兼用化する大規模工事が、約3年間の工期で始まる。
 大谷海岸の防潮堤は当初、砂浜の位置に建設が計画されたが、県内有数の海水浴場だった砂浜を残してほしいという住民の要望を受けて、方針を転換した。

 

桜の伐採始まる 気仙沼神山川 三陸新報 17.1.15

 気仙沼市神山川で、県による桜並木の伐採作業が始まった。
 堤防整備に伴い、左岸にあった58本のうち、39本の伐採が決まっており、今月中に作業を終える。 気仙沼市神山川で、県による桜並木の伐採作業が始まった。
 堤防整備に伴い、左岸にあった58本のうち、39本の伐採が決まっており、今月中に作業を終える。

  

復興の街 力走 志津川小で持久走大会 震災後初の校外コース 住民ら声援 河北新報 17.11.15

 宮城県南三陸町志津川小(児童204人)で14日、持久走大会があった。東日本大震災後初めて校外に設けられたコースを、児童は地域住民の応援を受けながら元気に駆け抜けた。
 震災前の持久走大会は高台にある校舎から低地の市街地までを走り、多くの住民が応援に駆け付けた。震災後は周辺の復興工事の影響で、校庭のグラウンド内を走っていた。
 近くの災害公営住宅の建設が終わり、工事が落ち着いたことから、今回は5、6年生が走る1400メートルのコースのうち、約200メートルを校外に設けた。児童が校舎につながる坂道を力いっぱい駆け上がると、沿道の住民が「頑張れ」と声援を送った。
 ともに6年の佐々木航雅(こうが)君(12)は「住民のみんなが見守ってくれたので安心して走れた」と語り、臼井斐海璃(ひかり)さん(12)は「つらかったけど、声援で力が出た」と話した。
 斉藤明校長は「復興が進むにつれ、校外のコースを増やしていきたい。伝統を取り戻すことで地域住民に喜んでもらえたらうれしい」と前を向いた。
 

  

津波の教訓を後世に 気仙沼・鹿折に記憶石建立 河北新報 17.11.14

 東日本大震災の津波の教訓を伝える石碑「津波記憶石」が宮城県気仙沼市鹿折地区に完成し12日、除幕式があった。全国の墓石業者でつくる全国優良石材店の会(全優石)が建て、市に寄贈した。
 石碑は六方石製で高さ3メートル、幅0.7メートル。同市錦町の災害公営住宅「市営鹿折南住宅」に隣接する公園に建てられた。鹿折地区の街づくり団体の代表らがつくった建立実行委員会の意見を踏まえ、全優石がデザインなどを決めた。
 石碑を囲む三つの石板には、地域の中学生ら82人が寄せた津波の教訓や将来への誓いが刻まれている。
 除幕式には住民ら50人が出席した。実行委の鈴木博委員長は「鹿折は着実に復興の歩みを進めている。将来の住民を守るための力強いメッセージが込められた」とあいさつした。
 全優石は被災3県で石碑の建立を進め、県内では3カ所目。全優石の吉田剛会長は「亡くなった方を慰霊し、津波の恐ろしさを風化させない役割を果たしてほしい」と期待した。
 鹿折地区は11メートルの高さの津波に襲われ206人が亡くなった。津波の後に火災が発生し、約10日間にわたり燃え続けた。
 

自慢の味に舌鼓 唐桑のリアス牡蠣まつりにぎわう 三陸新報 17.1.14

気仙沼市唐桑町特産のカキを中心に、海産物や地域の商工品を集めた「リアス牡蠣まつり唐桑」が12日、唐桑小学校で開かれた。
 鮮カキの売り場には長蛇の列ができ、約2万人(主催者発表)の来場者が唐桑自慢の味に舌鼓を打ちながら買い物を楽しんだ。

一般にも対象拡大 気仙沼市で防集団地の空き区画 三陸新報 17.1.14

 気仙沼市は防災集団移転団地の空き区画解消に向けて、分譲対象者を被災者以外の一般にも拡大することを決めた。個人のほか、法人も対象とする。
 10団地計35区画について、15日から募集を開始する。土地利用は、居住用住宅敷地として使用することなどが条件。

 

南町紫神社前と魚町内湾の両商店街がグランドオープン 気仙沼市内 三陸新報 17.1.12

 気仙沼市の南町紫神社前商店街(村上力男会長)と、魚町内湾商店会(菅原隆文会長)が11日、グランドオープンし、セレモニーが行われた。
 出席者は、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた内湾地区の経済再生を願うとともに、内湾一帯の早期整備が図られるよう期待を寄せた。
 紫神社前商店街中庭広場で行われたセレモニーで、村上会長は「グランドオープンを迎えられ感無量だ。市民に愛され、遠来からのお客さまに喜んでもらえるよう、努力していきたい」と語った。

思い出胸にこども園へ 気仙沼市の鹿折保育所で閉所セレモニー 三陸新報 17.1.12

 気仙沼市内で初となる認定こども園・鹿折こども園への移行に伴って閉所する鹿折保育所(横田恵美子所長)で11日、「ありがとうセレモニー」が行われた。地域住民も参加し、42年の思い出を振り返った。
 関係者のあいさつの後、児童を代表して横山遼君(年長)が「友達と一緒に鬼ごっこしたことなどが思い出。保育所とのお別れはさみしいけど、こども園でも新しい友達とたくさん遊んで思い出を作ります」と述べた。
 通っている児童58人は、中才保育所の児童らとともにこども園に移り、来月2日から新生活をスタートさせる。

  

<震災6年8カ月>待つ人へ手掛かりを 気仙沼・ボランティア捜索 河北新報 17.11.12

 東日本大震災から6年8カ月となった11日、気仙沼市本吉町の大谷海岸で行方不明者の集中捜索があった。一般社団法人「気仙沼復興協会」が受け入れたボランティアが、手掛かりを捜した。
 神奈川、埼玉、千葉各県など全国から集まったボランティア24人と協会のスタッフが協力して実施した。参加者は熊手やレーキを使って、漂着物をかき分けながら丁寧に捜した。
 気仙沼市によると、市内の行方不明者は215人(10月末現在)。5回目の参加となる相模原市の公務員井上秀一さん(44)は「時間はたっても、待っている家族のために何とか一つでも手掛かりを見つけてあげたい」と話した。